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第7回中央農研オープンラボ活用促進セミナー
「薬剤抵抗性を発達させた病害虫の実態とその防除対策の最前線 ~ 産学連携による解決の方策 ~」

情報公開日:2018年1月22日 (月曜日)

1. 趣旨

我が国では、農作物のブランド化に伴い画一化された栽培体系や防除体系が産地一帯に整備されてきた。しかしその一方、画一化された生産システムが仇となり、特定の病害虫の密度上昇や同一薬剤の連用等による抵抗性の発達等の問題が散見されている。また、植物ウイルスを媒介する新興の微小害虫などの広域発生により、薬剤による防除回数が増加したことも抵抗性発達のスピードを加速させた一因と考えられている。生産現場で発生するそれらの問題を整理し、今後の対策を的確に講じていくことは病害虫分野の急務である。環境保全型病害虫防除技術開発共同実験棟(通称:環境保全型オープンラボ)では、過去6回の活用促進セミナーを開催し、参加者からその場で提案された意見を元に産学官連携による共同研究事業等を企画・実施するなど、関東東海北陸17都県との連携を培い、新たな総合的病害虫管理技術の開発に取組みながら幾つもの先進的な成果を生産現場に提供してきた。第7回となる本年度は、薬剤抵抗性病害虫にスポットを当て、農研機構、農薬メーカー等の研究によって得られた成果を共有し、薬剤抵抗性病害虫に負けない環境保全型病害虫防除技術開発の方向性を議論する。

2. 開催日時

  • 平成30年3月1日(木) 13時30分~2日(金)12時00分

3. 開催場所

4.参集範囲

関東東海北陸地域公設試の研究者、環境保全型オープンラボ利用者又は利用予定の研究者、その他主催者が認める者

5.内容

(1)開会の挨拶

  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術研究機構 中央農業研究センター所長:梅本 雅

(2)セミナー

1)「(仮)病害虫防除の指導と実践における薬剤抵抗性管理の課題」 日本曹達株式会社 山本 敦司

2)「(仮)抵抗性病害虫問題の解決に向けて - 農研機構の取り組みと将来展望 - 」 農研機構生物機能利用研究部門 篠田 徹郎

3)「(仮)薬剤耐性植物病原菌対策における課題- イネいもち病菌とQoI剤耐性-」 農研機構中央農研病害研究領域 鈴木 文彦

4)「(仮)薬剤抵抗性害虫に対する新たな化学防除戦略」 理化学研究所バイオリソースセンター 安部 洋

5)総合討議

(3)都県参加者からの報告
各都県における管内生産地で発生している薬剤抵抗性病害虫の発生実態およびそれらへの対応、現場の問題等を紹介

6.連絡先

事務局:
中央農業研究センター 産学連携室産学連携チーム
電話:029-838-7158
FAX: 029-838-8574
電子メール:kouryu-narc@ml.affrc.go.jp