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シンポジウム 「施設野菜栽培におけるアブラムシ類防除のための天敵利用技術」を開催します

情報公開日:2018年5月28日 (月曜日)

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1.趣旨

施設野菜では、アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類などに対する天敵利用が広がりつつあります。各野菜における最重要害虫(近年、農薬が効きにくくなってきた害虫)に天敵を使うことで、農薬散布回数の削減が期待できますが、ここでさらに安定的に天敵利用を進めるためには、アブラムシ類に対しても天敵利用を進めていく必要があります。アブラムシ類は種類も多く、ほとんどの施設野菜で発生する害虫です。これまでは利用できる防除技術が限られていましたが、最近の研究により、多様な施設園芸現場に適用できるアブラムシ類防除技術が一通り揃ってきました。ギフアブラバチのバンカー法が実用化され、ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチを併用した次世代型バンカー法が開発されています。飛ばないナミテントウやヒメカメノコテントウなど捕食性天敵の利用技術も実用化されています。一連のアブラムシ類防除技術の情報を、施設野菜生産に関わる皆様に一括して提供することにより、総合的害虫管理(IPM)を新たな段階へと進めるお手伝いをさせていただきたいと思います。

2.日時

平成30年8月2日(木曜日)13:00~18:00

3.開催場所

都久志会館 ホール
福岡県福岡市中央区天神4丁目8-10
http://tsukushi-kaikan.jp/access/

4.開催内容

13:00~13:05: 開会挨拶 農研機構中央農業研究センター所長・梅本 雅

序論

13:05~13:30
アブラムシ類への天敵利用技術の普及上の課題
農研機構中央農業研究センター・長坂幸吉

アブラムシ低密度条件で働く寄生性天敵の活用技術

13:30~13:55
ジャガイモヒゲナガアブラムシに対応できるギフアブラバチとバンカー法
農研機構野菜花き研究部門・太田 泉

13:55~14:20
バンカー法を簡便化する次世代型バンカー資材キット
宮城県農業・園芸総合研究所・関根崇行

アブラムシ増殖期に対応した捕食性天敵の活用技術

14:20~14:45
施設野菜類のアブラムシ防除における飛ばないナミテントウの役割
農研機構西日本農業研究センター・世古智一

14:45~15:10
ヒメカメノコテントウの特性と上手な使い方
住化テクノサービス・巽えり子

15:10~15:30 休憩(展示・技術相談)

現地への普及に向けた先進的IPM事例

15:30~16:00
イチゴの輸出を支えるアブラムシ類防除技術「次世代型バンカー法」の 現地実証
福岡県農林業総合試験場・鍋谷 霞

16:00~16:30
寄生性天敵および捕食性天敵を複合的に活用した「ハイブリッド・バンカー法」の生産地での実践
鹿児島県農業開発総合センター・柿元一樹

16:30~17:00
飛ばないナミテントウとアブラバチを活用した半促成栽培ナスのアブラムシ防除
大阪府立環境農林水産総合研究所・金子修治

総括

17:00~17:15
アブラムシ類に対する天敵利用技術の適用場面とさらなる技術開発
農研機構西日本農業研究センター・安部順一郎

17:15~17:30
総合討論
(座長)農研機構野菜花き研究部門・武田光能

17:30~18:00 展示・技術相談

18:00 閉会

関連商品展示と技術相談
講演でご紹介する技術(アブラムシ類防除とIPM)に関連した商品、あるいは商品化間近の製品をメーカーの協力により展示します。関連技術の相談にも応じます。開会前の30分、休憩時間の20分、閉会までの30分をこの時間にあてています。

5.参集範囲

生産者、生産者団体、都道府県普及指導機関、試験研究機関、民間企業、行政部局等

6.参加費

シンポジウム:無料

7.情報交換会

シンポジウム終了後、情報交換会をTENJIN TERRAテルラホールにて19:00より開催します。事前申込が必要です。実費(5,000円予定)を徴収いたします。定員100名に達した時点で締め切らせていただきます。情報交換会申し込み後のキャンセルは基本的に応じかねますので、ご了承ください。

情報交換会は、参加者多数のため締め切りました。

8.参加申込

  • 事前参加申込は7月13日で終了しましたが、当日参加も可能です。

9.お問い合わせ

農研機構 中央農業研究センター
虫・鳥獣害研究領域 生物的防除グループ長 長坂 幸吉
〒305-8666 茨城県つくば市観音台2-1-18
Tel: 029-838-8939

お問い合わせはメールでお願いします。
tenteki-sympo2018(at)ml.affrc.go.jp
※(at)は@に変換してご利用ください。