~ 新たな飼料生産技術が生み出す地域連携と展望~
趣 旨
農業現場のニーズを踏まえた研究推進と成果の実用化、農業現場等への迅速な技術普及を促進することにより地域農業の振興を図るため、農業者、農業者団体、行政関係者、普及関係者、試験研究機関関係者並びに民間企業等が双方向の意見・情報交換を行う令和元年度「農研機構マッチングフォーラム in 東北」を開催します。
輸入飼料価格が大きく変動するなか、安価な自給飼料を安定的に供給する体制を構築することは、国内の畜産振興のうえで極めて重要な課題です。水田地帯である東北地域の転換畑を活用した子実用トウモロコシ生産や耐湿性と栄養価に優れたフェストロリウムを利用することはこの課題を解決する有効な技術であり、その普及には地域が連携して自給飼料の安定供給体系を構築する必要があります。また、近年急速な技術開発が進むICTやIoTを飼養管理技術に活用してスマート畜産を進めていくことも重要なテーマです。
そこで、本マッチングフォーラムでは生産者とともに開発してきた高栄養自給飼料生産技術やICT等の活用技術を紹介し、利用者とのマッチングを図ります。
開催日時 (終了しました)
令和元年12月4日 (水曜日) 11時00分~16時30分
開催場所
いわて県民情報交流センター(アイーナ) 会議室804
岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1 電話: 019-606-1717
内容
- 開会 (11時00分)
- 挨拶 (11時00分~11時15分)
農林水産省大臣官房政策課技術政策室
農研機構東北農業研究センター所長
岩手県農業研究センター所長 - 話題提供 (11時15分~14時45分)
- TMRセンター利用型良質自給飼料生産利用による泌乳牛のスマート牛群管理体系の実証 (11時15分~11時50分)
農研機構北海道農業研究センター酪農研究領域 自給飼料生産・利用グループ長 青木 康浩
JA計根別営農部(北海道) 営農振興課長 川目 剛
【休憩・昼食 11時50分~13時00分】
- 子実用トウモロコシの生産技術 (13時00分~13時35分)
山形県農業総合研究センター畜産試験場 草地環境部 開発研究専門員 秋葉 浩一
山形県最上総合支庁農業技術普及課 プロジェクト推進専門員 石山 徹
- トウモロコシ子実サイレージの調製と給与技術 (13時35分~14時10分)
農研機構東北農業研究センター畜産飼料作研究領域飼料利用グループ 上級研究員 嶝野 英子
株式会社和農産 佐藤 正幸
- 岩手県の転作田におけるフェストロリウムの栽培実証と普及 (14時10分~14時45分)
岩手県農業研究センター畜産研究所家畜飼養・飼料研究室 専門研究員 髙村 聡美
岩手県奥州市江刺 生産者 菊池 忠孝
【休憩(展示紹介・技術相談) 14時45分~15時30分】
開発技術、研究成果のポスター等による展示紹介と技術相談会 - TMRセンター利用型良質自給飼料生産利用による泌乳牛のスマート牛群管理体系の実証 (11時15分~11時50分)
- 総合討論 (15時30分-16時30分)
座長: 農研機構東北農業研究センター畜産飼料作研究領域 飼料利用グループ長 河本 英憲
パネラー: 講演者
- 閉会 (16時30分)
対象
生産者、農業関係団体、行政機関、普及指導機関、試験研究機関、民間企業等
主催
農林水産省
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター
後援
岩手県、JA全農いわて、NOSAI岩手、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、日本農業新聞
定員
250名
参加費
無料
参加申込等
- 申込締切: 令和元年11月27日 (水曜日)
- 当日の参加も可能ですが、できるだけ事前の参加申込みをお願いします。
- 参加を希望される方は、別紙の参加申込み書に必要事項を記入のうえ、下記の開催事務局までファックスもしくは電子メールでお送りください (ファイル添付、または、メール本文に氏名、所属、役職等を記載しても可) 。
お問い合わせ (開催事務局)
農研機構 東北農業研究センター 地域戦略部 研究推進室
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