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研究成果発表会「地球温暖化対策の要請に応える日本の家畜生産」

情報公開日:2020年11月10日 (火曜日)

令和2年度委託プロジェクト研究「農業分野における気候変動緩和技術の開発」
(畜産分野における気候変動緩和技術の開発)
研究成果発表会 開催要領

1.開催趣旨

持続可能な国内家畜生産体系の確立のため、2017年より委託プロジェクト研究「農業分野における気候変動緩和技術の開発-(畜産分野における気候変動緩和技術の開発))が農研機構を中核研究機関として開始された。主要5畜種(乳用牛、肉用牛 養豚、ブロイラーと採卵鶏)の個別経営からの温室効果ガス排出を20%削減する方策提示を目途としている。
温室効果ガスの農林業・土地利用からの排出は、IPCCの最新報告書で人為的排出全体の約24%の寄与が指摘されている。農業分野の中身を概括してみると、家畜からのメタン排出と家畜排せつ物の管理(草地のふん尿等の排出を含む)からの排出を合わせた家畜生産に起因する温室効果ガス排出は、農業排出の2/3に達すると指摘されている(FAO2016)。国内でも農業分野の排出(年間5154万トン二酸化炭素等量)の半分程度が家畜生産関連であると推定されている。
日本国内の排出に関しては消化管内発酵によるメタン、家畜排せつ物管理によるメタンと一酸化二窒素などの明確な排出に加え、農業土壌からの一酸化二窒素と燃料消費等に伴う二酸化炭素の排出等、飼料生産から排せつ物処理に至るシステム全体からの排出を検討する必要がある。
単なる個別削減技術の確立だけではなく、畜産経営全体の排出状況を鑑みた、効率的・効果的な排出削減システム確立が急務である。

本成果発表会では、4年間で開発/検証されてきた削減技術を組み合わせて畜種毎に「温室効果ガス排出の低い生産システム」を設計し、ステークホルダーに提示する。
2021年のプロジェクト最終年度を迎えるにあたり、2030年、2050年に向けて、削減技術開発の現在値を情報共有する。削減技術への改善や技術特性情報などの要請を、本成果発表会開催を通じて収集、最終年度の成果に反映する。

2.開催日時

令和2年12月18日(金曜日) 13時開始 17時閉会
(当日12時30分頃より接続開始予定)

3.開催方法

リモートイベント(200名規模、Zoom利用予定)
TKPガーデンシティ御茶ノ水を基点に配信

4.主催

農研機構

5.成果発表会式次第(予定)

  • 開会挨拶

    農研機構 白谷理事(予定)、農林水産技術会議事務局(予定)

  • 日本、世界の畜産業のGHG排出削減の必要性

    農研機構 畜産研究部門 長田隆 ユニット長

  • 乳用牛飼養における排出削減策

    酪農学園大学 農食環境学群循環農学類 日向貴久 准教授

  • 肉用牛飼養における排出削減策

    京都大学大学院農学研究科 大石風人 助教

  • 中小家畜飼養における排出削減策

    農研機構 畜産研究部門 荻野暁史 上級研究員

  • 総合討論

    (司会 農研機構 長田隆)

  • 閉会挨拶

    農研機構 畜産研究部門 髙橋清也 部門長

6.参集範囲

農林水産省、独立行政法人、国立研究開発法人、大学、農業団体、民間企業等の関係者、農業生産者、一般市民

7.参加方法

  • 農研機構の下記「お申込みフォーム」よりお申込みください。
  • ご参加の確定後に当日の接続アドレスを事務局よりご登録いただいたメールアドレスへ送信いたします。
  • ご参加を希望される方が多数の場合、ご希望に添えず、同じ団体からの参加者を制限させていただくこともございますのでお含み置きください。

お申込みフォーム

https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/ondanka

定員

200名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

8. その他

後日、成果発表会ダイジェスト版をウェブ公開予定です。