花き研究所

花き病害図鑑

白さび病(シロサビビョウ)

White rust(糸状菌)

植物名: アサガオヒルガオ科 Pharbitis nil
病原菌: Albugo ipomoeae-hardwickii
病徴写真

葉の表からは退緑した斑点に見える(マルバアサガオ)

葉裏の本菌の胞子堆、中央の胞子堆は膜が破れ胞子が放出されている。

病斑部の葉裏には白い丘状の突起(胞子堆=発庖)の集合が見られる。
病原菌写真

マルバアサガオ白さび病菌の胞子堆(頂上部がくさび状に破れ内部の胞子が一部見えている。

遊走子のう柄と遊走子

マルバアサガオ上の白さび病菌の胞子(遊走子)
病徴:

初め葉の表側に直径3~10mmで黄白色の退色斑と裏側に直径1~2mmの白色腫斑が生じ、後に腫斑は裂開して白粉が飛散する。やがて病斑部から葉が枯れ始め、病斑の多い葉では早期落葉する。病勢の著しい場合は、若い茎やがくにも同様の腫斑を生じ上部が早期に枯死する。

発生時期:

9~11月

発生場所:

露地

備考:

桔梗咲き系品種で被害大

文献:

佐藤豊三・埋橋志穂美:植物防疫64(3):174-180,2010,Sato, T et al.,Journal of General Plant Pathology 75:46-51.2009

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

佐藤豊三(農業生物資源研究所)

記載日: 2011年9月14日