花き研究所

花き病害図鑑

灰色かび病(ハイイロカビビョウ)

Gray-mold blight(糸状菌)

植物名: プリムラ(サクラソウ) サクラソウ科 Primula spp.
病原菌: Botrytis cinerea
病徴写真

ポリアンサの病徴。葉縁に褐色の病斑がみられる。

オブコニカの病徴。水浸状の病斑を生じる。
病徴:

茎葉、花に発生する。葉では地面に接したり老化葉が重なり合ったところから発病することが多く、暗緑色~灰緑色、水浸状の病斑を生じ、乾燥すると褐色にな る。花では花弁に灰白色の小斑点を生じやがて拡大し花全体が褐色に腐敗する。多湿時にはしばしば患部に灰褐色の分生子を形成する。

発生時期:

10月~翌年5月

防除法:

葉縁や下葉、老化葉の混み合った部分から発病しやすいので、株元をよく観察して摘葉をこまめに行う。

文献:

南部信方:病虫雑 2(8):743, 1915(大 4) ,  河合一郎:園芸病害編 536, 1954、

佐藤 衛ら:日植病報 79(1):34, 2013、

佐藤 衛ら: 関東東山病害虫研究会報 60:75-77, 2013.

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

菅原敬(山形県庄内産地研究室)、佐藤 衛(花き研)

記載日: 2014年6月11日