花き研究所

どうやって研究するの?

実験風景

被験者として参加してくださる一般の方に花を提示し、花を見た時、花の香りを嗅いだ時の生理学的・神経学的反応を計測しています。

写真:実験風景
キクの花の写真を見ている時の心拍数・血圧を
測定しています(左手中指に計測用の装置を付けています)

写真:連続血圧測定器
連続血圧測定器 心拍(上段青)と血圧(下段赤)が
リアルタイムで表示されます

実験では何を測るの?

心理的な反応として 目の動き、言語による報告
生理的な反応として 心拍、血圧、瞳孔径、唾液中コルチゾール
神経的な反応として 脳波、脳血流量

 

 

たとえば・・・・・

  • 花束を渡されたとき、私たちはどの花(何色の花)を見ている?
    → “目の動き”を測定することで調べられます <心理反応>
  • 花を見ていると落ち着くって本当?
    → 花を見ている時の心拍数・血圧値を測定することで調べられます <生理反応>
  • 花の香りでストレス軽減されるって本当?
    → 花の香りを嗅いだ後にストレスホルモン(コルチゾールなど)を測定し、値が減少しているかどうかを検証することで調べられます <生理反応>
  • どうして花を見ると落ち着くの?
    → 花を見ている時、香りを嗅いでいる時の脳波や脳血流量を調べることで分かるかもしれません <神経の反応>

実験室の外で行う研究

実験によって確かめられた「花」と「緑化植物」の機能を社会の中でどう活用してくか?
以下のような活用法について検証していきます

医療・福祉分野:花を用いたリハビリテーション(園芸療法)

「身近な花で心身ともに健康に」

入院生活や介護によるストレスを軽減してくれます。
花や緑化植物を育てる作業を通して心と体、脳の機能維持と回復に役立てます。

教育分野:花を育てることで心を育てる(花育)

「花を育てながら心を育てる」

優しさや美しさを感じる心の発達を促します。
子供達のストレスを発散し、多くの友達とふれあう機会を作ります。

日常生活:生活をもっと豊かに

「花のある暮らしで豊かな生活」

玄関に飾られた花は疲れて帰宅した家族を優しく迎えてくれます。
食卓に花を飾るだけでいつもと違った会話ができそうです。