果樹研究所

カンキツ研究領域 病害研究ユニット(興津)

スタッフ

ユニットリーダー(主任研究員)

足立 嘉彦 (Yoshihiko ADACHI)

(主任研究員)

冨村 健太 (Kenta TOMIMURA)

研究内容の紹介

カンキツには、「かいよう病」、「黒点病」、「そうか病」など様々な病害あります。これら病害を対象として、環境に負荷の少ない防除技術の開発に取り組んでいます。

病原菌の生態に関する基礎研究

カンキツ病害の防除には現在、主に農薬が使用されていますが、コストの削減・環境負荷低減のために、使用量を最小限に抑えた効率的な防除法が求められています。そのためには、対象病害の発生生態を解明し、最適防除時期などを明らかにすることが必要です。そこで、病原菌の分類・生態解明・診断法開発などを行っています。

病害抵抗性の利用に関する基礎研究

農薬に依存しない有力な防除手段に、病気に強い品種、即ち、抵抗性品種の利用があります。このような品種開発を進める上で必要となる抵抗性の検定法の開発、病気に強い品種・遺伝資源の評価・探索に関する研究に取り組んでいます。


カンキツそうか病
カンキツそうか病


カンキツかいよう病
カンキツかいよう病

主要成果

原著論文

  • Furuya N, Takashima M, Shiotani H : Reclassification of citirus pseudo greasy spot caused yeasts, and a proposal of two new species, Spolobolomyces productsus sp. nov. and S. corallines sp. Nov : Mycosience 53, 261-269 (2012)
  • 古屋典子・足立嘉彦・塩谷浩 : カンキツにせ黄斑病を引き起こす担子菌系酵母Spolobolomyces productsusおよびS. corallinusの種特異的プライマーを用いたPCR法による検出 : 果樹研究所研究報告 16, 13-18 (2013)