果樹研究所

カンキツ研究領域 品種育成研究ユニット(口之津)

スタッフ

ユニットリーダー(主任研究員)

野中 圭介 (Keisuke NONAKA)

研究員

濱田 宏子 (Hiroko HAMADA)

 

研究内容の紹介

交雑育種を中心とした新たなカンキツ品種の育成と品種育成のための研究開発を行っています。食べやすく、成熟期の異なる良食味なカンキツの育成を目標とし、さらには機能性成分を多く含む、または病害虫に強い特徴をもった品種の開発を行っています。

結実促進による新品種育成

カンキツ類は種から育てると果実が取れるまでに10数年の長い年月を必要とします。また、樹体が大きく、多くの個体を評価するには広い圃場面積を必要とします。そこで、通常の栽培方法とは異なる棚仕立ての結実促進処理を行い、数多くの個体の果実を播種から4、5年で評価できるように工夫しています。そこから選抜した個体は慣行栽培し、さらには各カンキツ産地で地域適応性を調べ(系統適応性試験)、その結果選抜されたものを品種登録しています。

 カンキツ新品種育成 


育種実生棚
育種実生棚


カンキツ新品種「みはや」
カンキツ新品種「みはや」

主要成果

原著論文

  • Nonaka K, Kita M, Ikoma Y, Fukamachi H, Imai A, Yoshioka T, Yamada M : Genetic differences and environmental variations in carotenoid contents of fruit flesh in parental population used in citrus breeding in Japan : Journal of the American Society for Horticultural Science 137(4), 243-249 (2012)
  • 吉岡照高・松本亮司・國賀武・山本雅史・高原利雄・吉永勝一・山田彬雄・三谷宣仁・ 奥代直巳・稗圃直史・池宮秀和・今井篤・深町浩・内原茂・野中圭介: カンキツ新品種‘西南のひかり’: 果樹研究所報告 19, 11-22 (2015)  

特許

吉岡照高・高原利雄・松本亮司・深町 浩・稗圃直史・今井 篤・野中圭介・國賀 武・三谷宣仁・吉永勝一 : 「みはや」品種登録出願 : 出願番号 第26541号 (品種登録出願中)

成果情報

早生、良食味で外観美麗なカンキツ新品種「みはや」(2012)

その他参考資料

カンキツの育成品種(全育成品種)

カンキツの育成品種

品種紹介パンフレット

育成品種カタログ