果樹研究所

育成品種紹介

なしの品種一覧

品種の名称公表日概要
なるみ 2015年11月27日

人工授粉の省力化が可能な良食味ニホンナシ品種です。
はつまる 2014年12月4日

「幸水」より20日程度早く成熟する極早生のニホンナシ品種です。「幸水」と比べ、小果ですが、果肉が軟らかく、糖度と酸味はほぼ同程度です。
ほしあかり 2014年12月4日

黒斑病・黒星病複合抵抗性の良食味ニホンナシ品種です。成熟時期は「幸水」と「豊水」の間になります。
甘太
(かんた)
2013年11月22日

高糖度で軟らかく良食味の晩生のニホンナシ品種です。「新高」と同時期あるいはやや遅い時期に収穫でき、樹勢が強く花芽の着生も良好なことから栽培容易で豊産性です。
凜夏
(りんか)
2013年11月22日

暖地でも花芽が安定的に着生することで安定生産を可能とし、「幸水」とほぼ同時期に成熟する早生の品種です。
なつしずく 2006年3月7日

早生の青ナシです。食味、果実肥大とも良好で、果面のさびが少なく、無袋栽培でも外観がきれいに仕上がるため省力化が期待できます。
なし中間母本農1号 2003年2月20日

樹性はほぼ「おさ二十世紀」と同様です。花粉量は「おさ二十世紀」よりやや少ないですが、交配等における実用上の問題はありません。また、黒斑病に対して抵抗性であることから、「おさ二十世紀」と比較して後代における抵抗性個体を効率的に獲得できます。また、果実形質は「おさ二十世紀」と比較して果実重はやや小さいものの、外観および品質は同様です。
王秋
(おうしゅう)
2001年3月13日

チュウゴクナシとの雑種「 C2」に「新雪」を交雑して育成した晩生の赤ナシ品種です。大果で果肉柔軟であり、肉質ち密で良食味です。
あきあかり 2001年3月13日

早生の赤ナシ品種です。果実肥大良好で高糖度であり、良食味です。また、果実の日持ち性も良好です。
秋麗
(しゅうれい)
2001年3月13日

「幸水」に「筑水」を交雑して育成した中生の青ナシ品種です。好ましい風味を有し、肉質ち密で高糖度であり良食味です。栽培容易で収穫前落果も少ないです。
あきづき 1999年3月18日

やや晩生の赤ナシです。「豊水」以降に成熟する既存の品種と比較して果実外観良好で、また果実品質優良です。

育成者権満了品種一覧

品種の名称公表日概要
豊月
(ほうげつ)
1992年7月1日(農林認定) 関東地方で10月中下旬に成熟し、「新高」の後に収穫される晩生の赤ナシです。
八里
(やさと)
1989年6月1日(農林認定) 関東で8月上~中旬に成熟し、「幸水」の前に収穫される青ナシです。
筑水
(ちくすい)
1988年5月31日(農林認定) 関東で8月上~中旬に成熟し、「幸水」より前に収穫される極早生の赤ナシです。
秀玉
(しゅうぎょく)
1988年1月18日(農林認定)  関東で9月上旬に成熟し、「幸水」と「豊水」の間に収穫される青ナシです。
新星
(しんせい)
1982年10月29日(農林認定)

成熟期を関東地方で9月下旬~10月上旬としていたが、その後収穫期が前進する傾向をみせており、「豊水」と同時期の年もあります。

豊水
(ほうすい)
1972年8月1日(農林認定)

ニホンナシの栽培面積の27%(2012年調査)を占める主要品種の一つです。「幸水」同様果実品質、特に肉質に優れ育種の場面でも頻繁に交雑親として利用されています。
八幸
(はっこう)
1972年8月1日(農林認定) 関東で8月中~下旬に成熟し、「幸水」と同時期に収穫される早生品種で黒斑病に抵抗性がある青ナシです。
早玉
(はやたま)
1968年1月16日(農林認定) 関東で8月上旬に成熟する極早生の赤ナシです。
新水
(しんすい)
1965年8月1日(農林認定)

「幸水」の前に収穫される早生の赤ナシです。成熟期は関東で8月中旬です。果実品質に優れるものの、花芽の確保が難しいこと、果実が小さく生産性が劣ること等の理由から栽培面積は減少しています。
幸水
(こうすい)
1959年3月1日(農林認定)

ニホンナシの栽培面積の40%(2012年調査)を占める主要品種です。果実品質、特に肉質はニホンナシの中で極上であり、新品種育成を行う上での大きな目標であるとともに、交配親として現在も利用されています。
翠星
(すいせい)
1955年7月1日(農林認定) 成熟期は8月中~下旬で、「八雲」と「二十世紀」の中間に熟する黒斑病抵抗性の早生品種です。
雲井
(くもい)
1955年7月1日(農林認定)

成熟期は関東で8月中旬で、親である「石井早生」同様花粉がほとんどありません。果実品質は肉質は良好ですが、糖度が11%程度でやや低いです。