北海道農業研究センター

放牧・草地管理グループ

無人航空機(UAV)を活用した省力的牧草生産技術の構築

放牧・草地管理グループでは、高品質牧草の生産のための草地管理技術の確立および省力的な牧草生産・利用技術体系の構築を目指します。また、草地が保持する生態系の公益的機能(生態系サービス)の評価に関する研究にも取り組んでいます。

・草地改良および管理技術の開発

オーチャードグラス主体草地を対象とし、タンパク質含量の多い牧草を安定供給するための草地改良および管理技術の開発を行っています。オーチャードグラスの生育は旺盛なので、しばしば他草種を抑圧します。そこへライグラス類やマメ科牧草を省力的に導入し、良好な草地を維持するための草地管理手法について検討しています。

・高品質な牧草生産技術体系の構築に向けた技術開発

コントラクター等酪農生産法人向けのUAV(ドローン)等を利用した省力的かつ高品質な牧草生産技術体系の構築に向けた技術開発に取り組みます。牧草生産を行う上で必要な草地監視業務の一部を、UAVを利用した監視システムで置き換え省力化し、また牧草収穫前の圃場の多頻度監視により、高品質な牧草を収穫可能とする適期収穫時期を提示します。

・放牧地の多面的利用法や草地生態系へ及ぼす影響評価

放牧地の多面的利用法に関する研究として、セイヨウミツバチの夏季における蜜源植物供給場所としての草地の維持管理技術の開発に取り組むとともに、草地生態系を構成する植物種群の変化を通して生態系の公益的機能(生態系サービス)へ及ぼす影響を評価する研究も行っています。

メンバー

法人番号 7050005005207