農業技術革新工学研究センター

安全工学研究領域

行政、メーカー、大学、関係団体などと連携し、農作業安全に資する各種研究に取り組んでいます。ウェブサイト等を通じて関連情報の提供も行っています。

農作業事故の発生率は、生産者の高齢化と農業就業人口の減少により、増加の傾向にあります。また、農作業死亡事故の件数自体も依然として高い水準となっています。私たち安全工学研究領域は、農作業事故の撲滅と農作業環境の向上を目指し、農作業安全に資する各種研究に取り組んでいます。

安全工学研究領域は、安全技術ユニット、安全システムユニット、労働衛生ユニットの3つの研究ユニットから構成されており、安全技術ユニットでは、農作業事故対策のための調査・分析、予防安全技術の開発に、安全システムユニットでは、ほ場周辺環境や地域全体を含む安全環境の向上に資するシステム開発に、労働衛生ユニットでは、健康で快適な農作業に資する農業機械・装置の開発に取り組んでいます。

他産業での取り組みも参考に、幅広い連携体制を構築し、農作業の安全性、快適性向上を目指したPDCAサイクルを確立していきます。


領域長

冨田 宗樹(とみた むねき)

所属研究ユニット