農研機構とはどんなところ?

農研機構は農業、食品産業、農村の健全な発展のための研究開発をおこなう、日本最大の機関です。名称から農作物だけの研究機関だと思われるかもしれませんが、実は研究分野は多岐にわたり、食品の加工・流通・消費に関わる技術、畜産に関する技術、動物衛生、農村や水路などの工学技術、農業経営の発展を目指す人材の育成なども担っています。

農研機構のなりたち

現在農研機構の中には本部と15の研究所等があり、全国各地で研究開発や普及をおこなっています。2001年に、それまであった国の12の研究機関を整理統合し「農業技術研究機構」として発足したのがはじまりです。以後もさらに整理統合が進み、2006年に現在の組織である「農業・食品産業技術総合研究機構」となりました。機構としての名称はまだ若く見えますが、各研究所は国の研究機関としてもっともっと深く長い歴史があります。

農研機構の役割

農研機構による研究開発の成果は日本の農業、食品産業、農村などの現場に普及し、発展に寄与していきます。また民間等において行われる研究の支援、農業機械の改良に関する試験研究等も農研機構の重要な役割です。これらは日本の食の安全、消費者の安心、美しい国土、豊かな環境、うるおいのある国民生活を実現するためになくてはならない技術となります。

どこで研究しているの?

どこで研究しているの?

本部および研究所の多くは茨城県つくば市にあります。また南北に細長い日本の、多様な気候風土にあわせた農業技術の開発や、地域ならではの農業発達をうながすために、全国各地にも研究所や支所がおかれています。
各地の研究所ではイベントやセミナ−、研修、図書室の開放などもおこなっています。

「実はこれも!」農研機構の研究成果 ごく一部をご紹介

りんごの王様「ふじ」

りんごの代名詞ともいえる「ふじ」。実はこれも農研機構が生み出した品種です。ジューシーで甘みが強く貯蔵性も抜群です。現在、日本の栽培面積の5割を占め、世界でも最も多く栽培されている品種です。

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親子でワン・ツー 日本なし「幸水」と「豊水」

日本で一番たくさん栽培されているなしが「幸水」。そして第2位が「幸水」の子供の「豊水」です。2品種合わせると全国の栽培面積の約3分の2を占めます。甘くてジューシーで歯触りも抜群の親子です。

「幸水」の詳細についてはこちら

「豊水」の詳細についてはこちら

生産量日本一 豆腐原料大豆のエース「フクユタカ」

大豆の自給率はわずかに6%程度。国産大豆の6割が豆腐の原料になりますが、その中でも栽培面積トップの「フクユタカ」は、蛋白質が多くおいしい豆腐ができます。東海・九州では栽培面積の9割前後を占めています。

青果用なら「ベニアズマ」、焼酎なら「コガネセンガン」

「ベニアズマ」は日本で最も多く栽培されている品種です。ホクホクとした食感と甘さが魅力。関東での栽培が特に多く、茨城・千葉では8割前後にもなります。

愛好者がグンと増えた芋焼酎。その原料の9割以上を占めるのが「コガネセンガン」です。麦にも米にもないうまみを生み出してくれます。

もっと知りたい「農研機構」

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