生物系特定産業技術研究支援センター

SIP

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)シンポジウム2017」開催報告

内閣府主催の「SIPシンポジウム2017」が、9月26日(火曜日)にベルサール東京日本橋で開催されました。

今年のシンポジウムは「見えてきた未来~社会での実用化」をテーマに、開始4年目を迎えたSIP11課題のこれまでの成果が各プログラムディレクター(PD)より報告されました。

次世代農林水産業創造技術では、野口PDが重点目標と成果、及び実用化・出口戦略、スマート農業によるScoiety5.0の実現などについて説明しました。

展示ブースでは、今年度は次世代機能性課題とリグニン課題の成果を中心に紹介しました。次世代機能性では、既に市販されている玄米オリザノール甘酒の試飲やマスリン酸ゼリーのサンプル配布など、現物と関連映像によりアピールしました。リグニンでは、原料粉体や加工製品サンプルの展示と、改質リグニンそのものの特質や生産方法について映像を用いて紹介しました。

また今年から始まった「農業データ連携基盤」についても、映像を用いてコンセプトや展開活動を紹介しました。

当日は昨年を上回る1000名超の参加者がPDのプレゼンテーションに耳を傾け、展示ブースで熱心に意見交換を行うなど、SIPへの関心の高さを示していました。

プログラム等は内閣府ウェブサイトをご参照ください。


シンポジウム会場の様子


展示会場の様子