東京オリンピックが開催される2020年を区切りとして開発されている内閣府のプログラム(オリパラTF)とSIPの研究成果をアピールし、未来社会を展望しようという主旨で、「科学技術・イノベーションカンファレンス」が開催されました。
基調講演で総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の久間議員が、SIPでの成果事例として自動走行システムとともに次世代農林水産業創造技術(SIP農業)を挙げられ、未来社会に於ける農業の重要性を改めて強調されました。
テクノロジープレゼンテーションでは、(1)スマートホスピタリティ(自動翻訳)、(2)次世代都市交通システム、(3)ゲリラ豪雨・竜巻事前予測、(4)新・臨場体験映像システム の4件が紹介され、コメンテーターの為末 大氏などがその応用可能性などについてコメントするという構成でした。
会場展示はオリパラが9件、SIPは8件(3件はオリパラと重複)のブースで行われ、SIP農業ではスマート水田農業の課題についてデモ機を中心に自動・遠隔水管理システムを、映像では無人農機と農業データ連携基盤協議会(WAGRI)をアピールしました。久間議員をはじめ予想以上に多くの来場者が立ち寄られ、活発な意見交換が行われました。
1.開催日時
2018年2月23日(金曜日) 13時30分~17時45分
2.場所
時事通信ホール(東京都中央区銀座5-15-8)
3.参加人数
約400人
4.主催
内閣府
会場内の様子
SIP農業展示ブース
久間議員の基調講演
久間議員がSIP農業のブースを訪問
展示会場の状況