北海道農業研究センター

水稲育種グループ

北海道向けの、実需ニーズに応じた低コスト安定生産が可能な業務用多収品種および飼料米品種の育成と、省力化に貢献する直播多収系統を開発します。また、高アミロース米等の品質に特徴ある系統を開発するとともに、加工・流通適性の評価を行ないます。
これまでに、極良食味品種「おぼろづき」「ゆきさやか」、業務用向け多収品種「雪ごぜん」、飼料米向け多収品種「たちじょうぶ」「北海327号」、高アミロース性品種「北瑞穂」、低アミロース性品種「北海324号」などを育成しました。

業務、加工用米品種の育成

800kg/10a以上の収量で障害型耐冷性、いもち病抵抗性を備えた品種を育成します。

飼料用米品種の育成

病害虫抵抗性の優れた1000kg/10a以上の収量の先導的品種を育成します。直播向けでは、苗立性、耐倒伏性の優れた多収系統を開発します。

加工・流通特性の評価技術の開発

高アミロース系統などを素材として利用技術を開発します。

メンバー