農業技術革新工学研究センター

高度土地利用型作業ユニット(つくば)

ロボットコンバイン収穫作業体系: ロボットコンバインに人が運転するトラックが伴走する収穫同時排出作業体系を開発しています。

農村の高齢化(H27.2:平均年齢67歳)、農家人口の減少(H27:過去5年で50万人減)が急激に進む中、担い手への農地の集積(H27.3:担い手の利用割合50.3%)が進みつつあり、規模拡大(H27:経営規模5ha以上層の増加)が進んでいます。このような現状で、農業機械のオペレータ人材確保が困難、圃場枚数は増加する中で細やかな生育・水管理が困難、除草は単調で作業負荷・リスクが大きい、などの現場ニーズが上がっています(農水省スマート農業研究会資料「ロボット技術・ICTの今後重点的に取り組む課題について(案)」H28.1)。これらに対して、規模拡大に伴う多数圃場に対応しながら、国際競争を戦える生産性の高い農作業技術が必要です。
このため、(1)本州平坦地での大規模水田農業(100 ha規模)を対象にして、1人のオペレータが複数の農作業ロボットを運用することにより、オペレータ一人当たりの可能作付け面積を倍増する農作業ロボット運用システムを開発します。複数の適用場面を設定して、現場実装を目指した研究開発を実施します。さらに(2)多数圃場管理を効率化する営農管理支援システムと連携して作業を行うため、農業機械の通信制御共通化を進めます。このため、ISO(国際標準化機構)、AEF(Agricultural Industry Electronics Foundation:農業エレクトロニクス財団)等との連携を継続し研究を行います。あわせて、(3)労働負荷の大きい畦畔・法面の除草作業に、現場実装を目指した除草ロボットを導入することにより大幅な軽労化を図ります。


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