臼螺旋式.精米精麦とも可能であるが,主として精麦のときの荒搗用として用いられた. 臼底の螺旋器の回転によって,穀粒を中凹状に循環させ,鋳鉄製螺旋器と,臼底との間隙における擦離作用によって精白する.螺旋器の毎分回転数は150~220. 須藤式は,臼螺旋式として広く全国に普及した著名な精穀機で,一般に無砂搗は困難で,混砂混水または混水して精麦する.粟辻商店(東京府)製造.