九州沖縄農業研究センター

所長室から

「奨励型」研究強化費審査にあたって

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2回目となった今年は応募数こそ5課題と少なかったが、いずれも大変良い内容となっており若手研究者の能力の高さを感じた。甲乙付けがたい成果のため、プレゼンの出来が採否を左右する大きな要素となった。概ねわかりやすい発表であったと思うが、一部に1分以上の時間超過があった。時間内に終えることは大前提と言うべき要素であり、事前にきちんと練習をすることや、持ち時間を考慮したボリュームに絞る等の工夫が大事である。

とはいえ、今後さらなる発展、大きな飛躍が期待される成果ばかりであり、選外の人もさらにブラシュアップを図り、次年度に備えて頂きたい。

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気象変動および作期移動に対する水田の水温・蒸発散量の長期動態予測手法の開発
環境資源研究部・気象特性研究室 丸山篤志研究員

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DNA個体識別技術を用いた薬剤耐性イネいもち病菌の発生拡大要因の解析
地域基盤研究部・病害生態制御研究室 鈴木文彦主任研究官