九州沖縄農業研究センター

飼料作物育種グループ

たちあかね 我が国の暖地でよく利用されるイタリアンライグラス、ソルガム類およびエンバクの品種育成を行っています。特に、周年グラス体系など暖地の多様な作付体系に対応できる耐病性や線虫抑制等の付加価値を付与した安定多収品種の育成と普及を目指しています。コントラクター等が採用している作付体系で育成品種を評価し、実際の生産現場で活用できるように、作付体系の開発を含めた栽培技術やその改良に取り組んでいます。

(2019.9.11 更新)

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エンバクの育種について

多収で病気や倒伏に強い品種を作ることにより、各種の輪作体系で利用しやすい品種を育成しています。
それにより、既存の作付け体系を強化し、自給飼料をより効率的に生産できる新たな作付け体系の開発に資することを目的としています。
また、サツマイモネコブセンチュウ抑制効果をもつエンバク品種など、さらに利用しやすい品種を育成しています。

近年育成した主な品種
サツマイモネコブセンチュウ抑制効果をもつエンバク
スナイパー(A19)
たちいぶき
エンバク
九州16号
九州15号
九州14号
たちあかね
はえいぶき

イタリアンライグラスの育種について

いもち病、冠さび病に強く、冬季の生長性が大きい品種を育成しています。
それにより、暖地におけるトウモロコシ2期作後の作付け、9月中に播種して年内収穫、飼料用麦類との混播、冬季放牧など、前後作との効率的な組み合わせを増やすことを目的に新品種を開発中です。

トールフェスクの育種について

越夏性、耐病性に優れるトールフェスク極早生品種を育成しました。現在は、 遺伝資源の保存・整理と重要な特性の調査を進めています。

近年育成した主な品種
ウシブエ

近年の成果情報

サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制するエンバク極早生系統「A19」
耐倒伏性と冠さび病抵抗性に優れるエンバク極早生品種「九州16号」