食品研究部門

放射性物質影響ワーキンググループ

名称

放射性物質影響ワーキンググループ

設置目的

canberra_rcwg東日本大震災後の放射性物質の食品への影響について、震災直後より食品企業や消費者から問い合わせが急増したこと、また、放射性物質の影響が長期間に渡ることが予想されることから、研究領域やユニットの枠組みを越え、所全体でこの問題に取り組むためワーキンググループを設置した。また、2012年4月には、放射性物質影響研究コーディネーターを配置し、食品総合研究所内(現 食品研究部門内)のさまざまな対象食品の専門家との連携による研究を推進すると共に、所外との連絡・連携事務局としたが、2016年4月には組織再編と共にワーキンググループに再統合した。主な活動は次のとおりである。
(1)食品と放射性物質に関する情報の発信、
(2)国からの要請による迅速な研究活動、
(3)国内および世界に発信すべき基礎的研究の推進
学会発表その他の研究成果

構成員

研究部門長 亀山 眞由美
メンバー 食品安全研究領域長 等々力 節子
研究推進室長 岡本 晋
食品安全性解析ユニット 八戸 真弓
食品安全性解析ユニット 進藤 久美子
研究推進部研究推進室渉外チーム 萩原 昌司

(メンバーについては、技術開発の状況に応じ、機動的に変更する。)

期間

2011年3月25日発足、2021年度末までの予定で、当面の間、活動。

お知らせ

事故後の速やかな情報発信

(1) 2011年3月22日に情報サイトを食総研ホームページに公開

(2) 緊急国際シンポジウムの開催 2011年4月18日 参加者1049名

食品中に含まれる放射性セシウムに関するパンフレット

食品中に含まれる放射性セシウムに関する研究成果をまとめたパンフレットを制作しました

WGは放射性物質対策研究のひとつとして、食品の加工・調理での放射性セシウムの動態解析研究に取り組んできました。その研究成果の一部を、国内外の一般の方々にわかりやすくお伝えするためのパンフレット(日本語版・英語版)を作成しました。

食品に含まれる放射性セシウムの話/Radioactive Cesium in Food


パンフレット 食品に含まれる放射性セシウムの話 日本語版 表紙画像 Pamphlet Radioactive Cesium in Food English Front cover
ダウンロードはこちらから(表紙画像をクリックすると内容を表示できます。)
日本語版(PDF:4.9MB)】 【英語版(PDF:3.8MB)】

そば 農場から食卓まで食の安心への取組み ー 放射性セシウム ー
/SOBA Buckwheat from the Farm to the Table,new approach in food safety with respect to radioactive cesium


パンフレット そば 農場から食卓まで食の安心への取組み ー 放射性セシウム ー 日本語版 表紙 Pamphlet SOBA Buckwheat from the Farm to the Table,  new approach in food safety with respect to radioactive cesium English Front cover
ダウンロードはこちらから(表紙画像をクリックすると内容を表示できます。)
日本語版(PDF:2.3MB)】 【英語版(PDF:2.3MB)】

お米 食の安全を支える研究の取組み ー 放射性セシウム ー
/RICE, New approaches in food safety with respect to radiocesium


パンフレット お米 食の安全を支える研究の取組み ー 放射性セシウム ー Pamphlet RICE, New approaches in food safety with respect to radiocesium English Front cover

ダウンロードはこちらから(表紙画像をクリックすると内容を表示できます。)
日本語版(PDF:2.8MB)】 【英語版(PDF:1.9MB)】

大豆 食の安全を支える研究の取組み ー 放射性セシウム ー
/Soybean, New approaches in food safety with respect to radiocesium

パンフレット 大豆 食の安全を支える研究の取組み ー 放射性セシウム ー 日本語版 表紙 Pamphlet SOY BEAN, New approaches in food safety with respect to radiocesium English Front cover

ダウンロードはこちらから(表紙画像をクリックすると内容を表示できます。)
日本語版(PDF:6.5MB)】 【英語版(PDF:5.6MB)】

学会発表その他の研究成果

WGによる投稿論文、学会発表リスト

学術論文・総説

2019年
  • 「カキ果実の異なる生育段階における137Cs濃度の変化」、園芸学研究、18(4)、391-397 (2019)
  • Performance evaluation of the equipment for measuring radioactivity in whole foodstuffs without destructive sample preparation developed after the Fukushima NPP accident, Radiation Protection Dosimetry 184(3-4), 355-358 (2019)
  • 「同一ほ場におけるカキ幼果のセシウム-137濃度の樹間差」、RADIOISOTOPES、68(5)、345-354、(2019)
  • 「玄米の低とう精加工および炊飯における放射性セシウムの低減」、日本食品科学工学会誌、66(2)、47-51 (2019)
2018年
  • Distribution of radioactive cesium during milling and cooking of contaminated buckwheat, Journal of Food Protection, 81(6), 881-885 (2018)
  • Homogeneity of wheat flour in 5 ml containers for certified reference materials, Applied Radiation and Isotopes, 134, 32-34 (2018)
2017年
  • Proficiency testing with uncertainty evaluation for measuring activities per unit mass of 134Cs and 137Cs in brown rice in Japan, Applied Radiation and Isotopes, 126, 249-251, (2017)
  • 「物性が異なる米粉麺の茹で調理における放射性セシウムの動態解析」、日本食品科学工学会誌 64(4)、191-199 (2017)
  • 「うどん・そうめん類と中華めん類のゆで調理における安定ストロンチウムおよび主要無機元素の挙動」 農研機構研究報告食品研究部門, 1, 95-103 (2017)
2016年
  • 「カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウムの移行(第2報)--へたへの放射性Csの添加量と果肉への移行率について--」、RADIOISOTOPES、65(12)、507-515、(2016)
  • 「カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行」、RADIOISOTOPES、65(3)、129-135(2016)
  • 「放射能の不均一分布がゲルマニウム半導体検出器を用いた食品の放射能測定値に及ぼす影響」、日本食品科学工学会誌、63(3)、132-135 (2016)
  • 「国家標準にトレーサブルな放射性セシウム分析用玄米認証標準物質の開発」、RADIOISOTOPES、65(4)、157-167、(2016)
  • 「放射性セシウム分析用玄米認証標準物質の調製方法と保存方法の開発」、RADIOISOTOPES、65(4)、169-180、(2016)
  • 「玄米試料を用いた放射能測定の技能試験」、RADIOISOTOPES、65(4)、181-190、(2016)
2015年
  • 「国内農畜水産物の放射性セシウム汚染の年次推移と加工·調理での放射性セシウム動態研究の現状」、日本食品科学工学会誌、62(1)、56-62 (2015)
  • Distribution of Radioactive Cesium (134Cs plus 137Cs) in Rice Fractions during Polishing and Cooking. Journal of Food Protection, 78(3), 561-566 (2015)
2014年
  • Characterization of brown rice as a certified reference material for Fukushima accident-related radioactivity measurements, Applied Radiation and Isotopes, 87, 458-488, (2014)
  • 「うどん調理における放射性セシウムの動態解析」、日本食品科学工学会誌、61(1)、34-38 (2014))
2013年
  • Dynamics of Radioactive Cesium (134Cs and 137Cs) of the Contaminated Japanese Soybean cultivar during the preparation of Tofu, Natto and Nimame, Journal of Food Protection, 76(6), 1021-1026 (2013)
  • 「麦原料から麦茶浸出液への放射性セシウムの移行率」、日本食品科学工学会誌、60(1)、25-29 (2013)
  • 「中華麺の調理工程における放射性セシウムの動態解析」、日本食品科学工学会誌、60(1)、54-57 (2013)
2012年
  • Dynamics of Radioactive Cesium (134Cs + 137Cs) during the Milling of contaminated Japanese Wheat Cultivars and during the Cooking of Udon Noodles made from the Wheat Flour, Journal of Food Protection, 75(10), 1823-1828 (2012)
2011年
  • 「NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータによる穀物試料の放射性セシウム測定-環境放射線の遮へい効果とGe半導体検出器測定との相関-」、日本食品科学工学会誌、58(9)、464-469 (2011)

学会発表
2019年
  • 日本学術会議公開シンポジウム公開シンポジウム東日本大震災に係る食料問題フォーラム2019「原発事故後の放射性物質の現状と対応~生産現場から食卓まで~」 (2019年11月30日)
  • The 5th International Conference on Environmental Radioactivity(2019年9月8日~13日)
    「Localization of radioactivity in dried shiitake mushrooms (Lentinula edodes).」
    「Validation of measurement comparability for 134Cs and 137Cs in brown rice sample using interlaboratory comparison」
    「Inspection and sampling of soil and food after FDNPP accident」
    「Adaptability evaluation of the food screening without destructive sample preparation to ISO 19581」
  • 日本食品科学工学会第66回大会一般講演「緑茶類から浸出液への安定ストロンチウムおよび主要無機元素の挙動」(2019年8月29-31日)
  • 第56回アイソトープ・放射線研究発表会一般公演「非破壊式食品放射能測定装置を用いた食品中の放射性物質測定手法の評価」(2019年7月3日~5日)
  • FOOMA JAPAN 2019アカデミックプラザ「あんぽ柿加工における放射性セシウム低減対策技術」(2019年7月9-12日)
  • 園芸学会平成31年度春季大会「同一ほ場におけるカキ幼果の放射性セシウム濃度の樹体間差」(2019年3月23日~24日)
2018年
  • 東日本大震災に係る食料問題フォーラム2018 (2018年12月21日)
  • 「加工・調理による放射性セシウムの低減-玄米・大豆-」
  • 「加工・調理による放射性セシウムの低減-うどん・そば-」
  • 第114回日本食品衛生学会学術講演会「焙煎した茶葉および茶葉抽出液中の放射性セシウム」(2018年11月15日~16日)
  • International Symposium on Communicating Nuclear and Radiological Emergencies to the Public, Communicating Nuclear and Radiological Emergencies Symposium 2018 「Role of the municipal food inspection system for products collected by consumers for their self-consumption in Fukushima」(2018年10月1日~5日)
  • 園芸学会平成30年度秋季大会「カキ果実および葉の生育ステージ別の放射性セシウム濃度(第2報)」(2018年9月22日~24日)
  • 第55回アイソトープ・放射線研究発表会一般公演「福島県放射能分析精度管理事業の取り組み」(2018年7月4日~6日)
  • 第55回アイソトープ・放射線研究発表会一般公演「玄米標準試料を用いた放射能測定国際比較と国内技能試験結果の比較」(2018年7月4日~6日)
2017年
  • 7th Asia-Pacific Winter Conference on Plasma Spectrochemistry 「Residual and Elution Amount of Stable Strontium and Main Inorganic Elements During Cooking of Japanese or Chinese Noodles」(2017年11月12日~17日)
  • 第113回日本食品衛生学会学術講演会「物性が異なる米粉麺の茹で調理における放射性セシウムの動態解析」(2017年11月9日)
  • 園芸学会平成29年度秋季大会「カキ果実および葉の生育ステージ別の放射性セシウム濃度」(2017年9月2日~4日)
  • 日本食品科学工学会第64回大会「うどん・そうめん類と中華めん類のゆで調理における安定ストロンチウムおよび主要無機元素の挙動」(2017年8月28日~30日)
  • 第54回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演「ガンマ線スぺクトロメトリーの測定条件を見直した技能試験による測定品質向上を目指した取組み」(2017年7月5日)
  • 21st International Conference on Radionuclide Metrology 「Homogeneity of Wheat Flour in 5 mL Containers for Certificated Reference Materials」(2017年5月15日~19日)
  • The 62nd Conference on Radiobioassay and Radiochemical Measurements 「Proficiency Tests Using Brown Rice Grains in Japan After the Accident at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant」(2017年2月6日~10日)
2016年
  • 第112回 日本食品衛生学会学術講演「ソバ製粉加工における放射性セシウム動態の品種間差」(2016年10月28日)
  • FAO/IAEA-NARO Technical Workshop on Remediation of Radioactive Contamination in Agriculture 「Radioactive cesium dynamics during food processing」 (2016年10月17日~18日)
  • Low-Level Radioactivity Measurement Techniques 2016 Conference「Proficiency testing for measurement competence with uncertainty evaluation for gamma ray spectrometry」 (2016年9月26日~30日)
  • 園芸学会平成28年度秋季大会「カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム汚染経路の解明(第2報)」(2016年9月10日~12日)
  • 第53回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演「技能試験のEn数評価によるγ線スペクトロメトリの精度向上のための課題の抽出」(2016年7月7日)
  • FOOMA JAPAN 2016アカデミックプラザ「食品中の放射性物質の動態の研究」 (2016年6月7-10日)
  • The 14th Congress of the International Radiation Protection Association 「Results of proficiency test using radioactive brown rice sample contaminated by the accident at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.」(2016年5月6日~13日)
2015年
  • 日本放射線安全管理学会 第14回学術大会「食品中の放射性セシウム測定における精度管理の現状」 (2015年12月2日)
  • 第110回日本食品衛生学会学術講演会「あんぽ柿加工における放射性セシウム汚染の要因解析― 干し場における汚染要因 ―」 (2015年10月29日)
  • 第52回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演 「143機関が参加したシンチレーション検出器による放射性セシウム測定のばらつき調査」(2015年7月8日)
  • FOOMA JAPAN 2015アカデミックプラザ「 食品の加工・調理における放射性セシウムの動態」(2015年6月9-12日)
2014年
  • 第108回 日本食品衛生学会 学術講演ソバの加工・調理における放射性セシウムの動態解析「」(2014年12月4日)
  • 第108回日本食品衛生学会 学術講演会「シンチレーション式放射能測定器を対象とした放射性セシウム測定の試験所間比較」(2014年12月4日)
  • 日本食品科学工学会第61回大会一般講演「炊飯調理における放射性セシウムの動態解析」(2014年8月30日)
  • 第51回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演「放射性セシウムを含む玄米試料を用いた放射能測定試験所間比較」(2014年7月8日)
  • 第107回日本食品衛生学会学術講演会「乾麺の製麺・調理における放射性セシウムの動態解析」 (2014年5月15日)
  • 第107回日本食品衛生学会学術講演会「米・麦・大豆中の放射性ストロンチウムと放射性セシウムの濃度比について」(2014年5月15日)
2013年
  • 第106回 日本食品衛生学会 学術講演「玄米のとう精および炊飯における放射性セシウムの動態解析」(2013年11月22日)
  • 日本食品科学工学会第60回大会一般講演「うどん調理における放射性セシウムの動態―麺の太さと茹で時間の影響」 (2013年8月31日)
  • 第50回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演(2013年7月4日)
    「放射性セシウム分析のための玄米認証標準物質(1)開発の背景とねらい」
    「放射性セシウム分析のための玄米認証標準物質(2)標準物質候補試料の調製」
    「放射性セシウム分析のための玄米認証標準物質(3)認証値の決定」
  • FOOMA JAPAN 2013アカデミックプラザ「農産物の加工・調理における放射性物質の動態」 (2013年6月11-14日)
  • 第105回 日本食品衛生学会学術講演会「大豆の加工・調理における放射性セシウムの動態解析」(2013年5月16日)
  • 日本農芸化学会2013年度大会一般講演「中華麺の調理工程における放射性セシウムの挙動」 (2013年3月26日)
2012年
  • 日本食品科学工学会第59回大会一般講演「小麦の製粉・うどん調理時における放射性セシウムの挙動」 (2012年8月30日)
  • 第49回アイソトープ・放射線研究発表会一般講演「麦原料から麦茶浸出液への放射性セシウムの移行率」 (2012年7月10日)
  • 第103回 日本食品衛生学会 学術講演「平成23年産麦類の加工工程における放射性セシウムの動態解析」 (2012年5月11日)

その他