農業環境変動研究センター

生物多様性変動ユニット

生物多様性変動ユニットにおける研究の概念図

農業は、生物が媒介する物質の循環(光合成、有機物の分解、水資源の供給など)を利用して食料や生活資材を生産する人間活動です。そのため農業生産は、生物の多様性や生態系からもたらされる恵み(生態系サービス)に依存しています。ところが、食料自給率の低下や人口減少等に伴う農業活動の変化は農地やその周辺環境における生物多様性の損失や生態系サービスの劣化を引き起こしており、その結果として、農業生産も不安定化することが懸念されています。

当ユニットでは、農地の栽培・管理方法の違い(水田等の有機栽培と慣行栽培)や土地利用の変化(耕作放棄地の増加など)が生物多様性(鳥類、クモ・昆虫類、植物、ミミズ類が対象)やそれらの生態系サービスに及ぼす影響を調べることで、豊かな生物多様性や生態系サービスを維持・向上させ、持続的な農業生産を実現するために必要とされる農地管理方法や土地利用のあり方を提言する研究に取り組んでいます。


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