生物機能利用研究部門

遺伝子組換え関連情報

遺伝子組換え農作物の利用の現状

意外と知られていませんが、日本にも多くの遺伝子組換え作物が輸入され、利用されており、私たちの毎日の食卓を支えているといっても過言ではありません。
では、具体的には世界のどこで、どのくらいの遺伝子組換え作物が栽培されているのでしょうか?そして、日本には何が、どのくらい輸入して、どのように利用しているのでしょうか?ここでは統計データなどを紹介します。

資料等としてお使いになる場合には、出典元として「農研機構」と明記していただき、利用する旨をご連絡ください。

世界の栽培状況(2018年)

● 遺伝子組換え農作物の国別栽培面積

● 遺伝子組換え農作物の栽培国

● 世界の遺伝子組換え農作物栽培面積の推移

世界の主な遺伝子組換え農作物の作付面積比率

日本の穀物・油糧穀物の輸入

● トウモロコシの輸入と国内の利用状況

● ダイズの輸入と国内の利用状況

● ナタネの輸入状況

● ワタの輸入状況

日本で承認されている遺伝子組換え農作物等リスト

● 生物多様性に影響が生ずるおそれがないと確認されたもの

農林水産省ウェブサイト内「カルタヘナ法に基づく生物多様性の保全に向けた取組>遺伝子組換え生物等の承認と確認>第一種使用規程の承認状況」より
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/torikumi/(農林水産省ウェブサイトに移動します。)

一般的な使用が可能な遺伝子組換え農作物
(令和2年10月9日現在)
アルファルファ 5件
カーネーション 8件
セイヨウナタネ 16件
ダイズ 30件
テンサイ 1件
トウモロコシ 89件
バラ 2件
パパイヤ 1件
ワタ 36件
合計 188件
一般的な使用が可能な遺伝子組換え動物
(令和2年8月21日現在)
カイコ 3件
合計 3件

● 食品としての安全性が確認されたもの

厚生労働省ウェブサイト内「遺伝子組換え食品>遺伝子組換え食品及び添加物の安全性に関する審査状況>安全性審査が終了し公表された遺伝子組換え食品及び添加物リスト」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/bio/idenshi/index.html (厚生労働省ウェブサイトに移動します。)

食品 (令和2年8月28日現在)

じゃがいも 10品種
大豆 28品種
てんさい 3品種
とうもろこし 206品種
なたね 22品種
わた 48品種
アルファルファ 5品種
パパイヤ 1品種
合計 323品種

食品添加物

α-アミラーゼ等、合計47品目

● 飼料としての安全性が確認されたもの

農林水産省ウェブサイト内「飼料の安全関係>飼料安全法に基づく基準・規格等>組換えDNA技術応用飼料及び飼料添加物の安全性に関する確認が行われた飼料及び飼料添加物一覧」より
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/siryo/(農林水産省ウェブサイトへ移動します。)

飼料 (令和2年3月19日現在)

なたね 18件
とうもろこし 29件
大豆 18件
わた 21件
てんさい 3件
アルファルファ 3件
じゃがいも 2件
合計 94件

飼料添加物 (令和2年1月30日現在)

リボフラビン等、合計12件