生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

平成30年度遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(上蔟;3回目)
(農研機構大わし事業場隔離飼育区画)

平成30年3月27日(火曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月17日(火曜日)に説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ)について、9月14日(金曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、今年3回目の第一種使用等(※1)による飼育を開始し、9月25日(火曜日)に上蔟(※2)しました。飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※1 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2 上蔟(じょうぞく):カイコの幼虫に繭を作らせるために、蔟(まぶし)と呼ばれる器具に移すこと。


(繭を作る直前のカイコ)

(カイコ幼虫の回収作業)

(回収したカイコを調査します)

(幼虫を移した蔟)

(「回転蔟」という格子状の器具を吊し上げて繭を形成させます。)