生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和4年度 シンク能改変イネの生育状況(田植えの様子 5月10日)
(観音台第1事業場高機能隔離圃場)

農研機構における令和4年度のシンク能改変イネ*1の栽培実験に関して、令和4年3月28日(月曜日)に栽培実験計画書を公表し、4月20日(水曜日)に開催した説明会にて栽培実験計画を説明しました。

今回、5月10日(火曜日)に観音台第1事業場高機能隔離圃場の水田1及び水田6にて、シンク能改変イネの苗を水田へ移植(田植え)し、第一種使用等*2による栽培を開始しました。
栽培実験の詳細に関しては、栽培実験計画書をご覧ください。

*1: 本イネは、ゲノム編集技術により作出されたイネです。ゲノム編集作物 の取扱方針が定まる前に野外栽培(試験)を開始しており、カルタヘナ法に基づいた生物多様性影響評価書を提出した上で監督官庁より栽培の承認がされているため、遺伝子組換えイネとして取り扱っています。

*2: 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

田植えの様子(水田1)
田植えの様子(水田6)
防鳥網設置後の水田の様子(水田1)
防鳥網設置後の水田の様子(水田6)