次世代作物開発研究センター

作物見本園

アマ

亜麻

「アマ」の花「アマ」

英名: flax、lineseed
科名: アマ科
学名: Linum usitatissimum L.
種類: 工芸作物(繊維、油料)

起源

地図
原産地は小アジア地方またはエジプトといわれる。古代エジプト時代から茎の 繊維が利用されてきた。わが国には元禄年間に伝わった。

作物的特徴

1年生の種子繁殖作物で、冷涼・湿潤な気候を好み、成熟期には降雨の少ない 気象条件が理想的である。花色には白花と青花とがある。栽培にあたっては、分 枝を抑え、いわゆる亜麻色の茎とするには窒素施肥量を控え目とし、散播密植あ るいは密条播にするが、過度の密植は倒伏が問題となる。

用途

織布は吸湿性がよいので、夏の衣料やテ-ブルクロス、ハンカチ等に用いられ るが、現在は化学繊維との混紡も多い。繊維屑からはリネンペ-パ-が作られる 。亜麻仁油は印刷用インク、ペイントの原料となり、搾粕は飼料及び肥料にする 。

生産地

世界の総生産量(65万トン)約6割を中国が生産している。繊維用のほか、ソ 連、南米では油を目的に短茎の子実用品種も栽培している。わが国では明治以降 、北海道で栽培されてきたが、輸入原料に押され昭和43年に姿を消した。