次世代作物開発研究センター

作物見本園

ベニバナ

紅花

「ベニバナ」「ベニバナ」

英名: safflower
科名: キク科
学名: Carthamus tinctorius L.
種類: 工芸作物(油料、染料、薬用)

起源

地図
インドまたはエチオピア原産とされる。広く温帯に分布している。わが国には 応神天皇の時代にシルクロ-ドを経て渡来し末摘花と称された。

作物的特徴

1年生または越年生の種子繁殖作物で、高温・乾燥を好む。暖地は秋播き、寒 地は春播きする。染料用は開花着色後に収穫する。葉の刺は染料用種には少なく 、油料種は多い。

用途

赤色染料は着色した花を収穫後処理して作り、化粧用とする。種子はリノ-ル 酸含量が高いので、食用油として用いられるほか、医薬原料等にも使用される。 また、葉はサラダ用、花は通経薬としても用いられる。

生産地

世界の栽培面積110万haのうち60%以上がインドで栽培され、そのほかメキシ コ、アメリカ等の乾燥地帯での栽培が多い。わが国では徳川時代までは高級染料 として100トン近くの生産があったが、明治に入って洋紅や化学染料の輸入によ り栽培は衰退し、現在は、山形県ほかで約74haが栽培または試作されているに過 ぎない。