次世代作物開発研究センター

作物見本園

コンニャク

蒟蒻

「コンニャク」「コンニャク」

英名: elephant-yam
科名: サトイモ科
学名: Amorphophallus konjac K. Koch
種類: 食用、加工用、糖料地下作物

起源

地図
インド・スリランカ原産で、アジア、アフリカの熱帯に産し、10世紀頃には食 品化されていた。わが国へは奈良時代に中国から伝来したといわれる。

作物的特徴

普通は球茎による栄養繁殖を行う多年生草本で、5~6年目に花茎を生じ、雌 雄異花の肉穂花序をつけて結実する。温暖で排水の良い砂礫壌土を好み、強光、 強風を嫌う。植え付けから収穫するまでの間に、地上部には葉が1枚出るだけで ある。塊茎(球茎)が年々更新肥大し、側部に子イモ(生子)を生じる。球茎に マンナンを含む。

 

用途

食用コンニャクは生イモや精粉に水を加えてマンナンを糊化し、それに石灰を 加えて凝固熱湯で仕上げる。近年、低カロリ-食品として注目され新食品が開発 されている。また、コンニャク糊は水に濡れても剥がれにくい特徴があり、各種 接着剤やオブラ-トの原料等にも用いられる。

生産地

世界でコンニャクを食用とするのは日本だけと言われているが、東南アジアの 山岳地域においても食べられている。国内に約7千haの栽培があるが、そのうち 約7割が群馬県であり、そのほか福島、栃木、茨城県等が産地である。