次世代作物開発研究センター

作物見本園

ワタ

「ワタ」「ワタ」「ワタ」

英名: cotton
科名:
アオイ科
学名:
Gossypium spp.
種類:
工芸作物(繊維、油料)

起源

地図
いくつかの種が各地で独立に栽培化され、インドや中南米が原産地である。イ ンドでは紀元前19世紀に布を織っていた。わが国には延暦18年(799年)に伝来 した。

作物的特徴

種子繁殖作物で熱帯では多年生であるが、温帯では1年生である。栽培種には アジア綿 (G. herbaceum)、陸地綿(G. hirsutum)、海鳥綿(G. barbadense)等がある。平均気温が25°C、降水量が1,200mmの高温・多雨で、成熟期に多照 となる地帯に適し、排水良好な砂壌土を好む。

用途

綿毛は紡績原料、ふとん綿、火薬・セルロイドの原料となる。綿実油(含油率 約20%)は食油のほか、マ-ガリン、石鹸等の原料として利用される。綿実粕は 飼料や肥料に用いられる。

生産地

中国、アメリカ、インドが世界の主要産地である。わが国では関東以南で栽培 され、明治中頃には10万haもあったが、その後外綿に押されて衰微し、現在では 栽培はみられない。