次世代作物開発研究センター

作物見本園

ユウガオ

夕顔

ユウガオの花ユウガオの実

英名: bottle gourd
科名: ウリ科
学名: Lagenaria siceraria var. hispida
種類: 工芸作物(食用)

起源

北アフリカ

作物的特徴

蔓性一年草。実の形によって細長くなった「ナガユウガオ」と、丸みを帯びた球状の「マルユウガオ」とに大別する。夏の夕方に開いた白い花が翌日の午前中にしぼんでしまうことからアサガオ・ヒルガオ・ヨルガオに対して命名された名でいずれもヒルガオ科の植物であり、直接の類縁関係はない。ヨルガオがユウガオと呼ばれることもある。大きな果実を実らせることが特徴。同じく大きな実を実らせるウリ科の植物にヒョウタンがあるが、ヒョウタンとユウガオは同一種であり、ヒョウタンがインドに伝わって栽培されるうち、苦味の少ない品種が食用のものとして分化、選別されたと考えられている。

用途

かんぴょう。ユウガオは、同一種のヒョウタンの中から、食用にするため、苦みを持つククルビタシンの少ない品種を選別した変種である。この他、スイカの栽培で、ユウガオは連作や病気に強いため接ぎ木栽培用の台木として利用される。

生産地

現在では栽培は廃れている傾向にあり、新潟県や栃木県、山梨県(富士北麓地域)などで栽培が行われている。 岩手県でも、カツオの生利(なまり)節等と一緒に、油いためでよく食されている。