作物研究部門

作物見本園

秋晴れの空の下、中生品種が次々と成熟期となっています。


10月5日の様子。


1943年(昭和18年)に兵庫県農業試験場で育成され、少肥、多収、良品質で葉いもち病抵抗性が強く、昭和22~40年代の代表的品種「農林22号」で、「コシヒカリ」の母親です。


炊飯米の粘りが強すぎない特徴を活かした業務・加工用向けの関東・北陸以西に適する多収品種「やまだわら」で、2011年(平成23年)に作物研究所(現農研機構)で育成されました。醸造用掛米等の利用も期待されます。


低アミロースの巨大胚品種で、γ-アミノ酪酸(GABA)の含量が多く、米粉パンとしての利用も可能な「はいごころ」。 2012年(平成24年)に作物研究所(現農研機構)で育成されました。