次世代作物開発研究センター

作物見本園

暖冬で早くも大麦の穂が見え始めました。


国内での新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「食と農の科学館」(後ろの白い建物)は、休館中です。当面はこのホームページで、麦など作物の育ち具合をお楽しみいただければ幸いです。


まず、前回の記事以降の変化をご紹介します。2月8日、種播きから100日後の様子。手前10列が大麦、その奥12列が小麦です。


2月14日、種播きから106日後。


2月21日、種播きから113日後。


2月27日、種播きから119日後。


ここから先はすべて、3月12日、種播きから133日後の様子です。


この冬は暖かいため、茎立期(くきだちき:茎が立ち上がって上に伸びる始める時期)に全品種が達しています。右端の列から左端の列までが小麦の12品種です。右端から順に「ゆめちから」「きたほなみ」「春よ恋」「農林61号」「さとのそら」「あやひかり」「ユメシホウ」「せときらら」「ミナミノカオリ」「農林10号」「Chinese Spring」「セトデュール」です。


右端の列から、背景の白いポールと重なって見える列までが大麦の10品種です。右端から順に「カシマムギ」「カシマゴール」「シュンライ」「ファイバースノウ」「はねうまもち」「キラリモチ」「くすもち二条」「はるか二条」「サチホゴールデン」「イチバンボシ」です。小麦、大麦とも、背の高さや生育量が、品種によってかなり違っています。


今年は暖かい冬のため、早くも穂が見え始めた大麦品種があります。一番乗りは「サチホゴールデン」。高品質、多収のビール醸造用大麦です。例年、大麦の穂が出始めるのは、4月初め頃です。まだ寒い日が来る可能性があるので、穂が出るのが早過ぎるのも、少し心配です。


穂が見え始めたもう一品種は「はるか二条」。短桿(=背が低い)、極多収の精麦用・焼酎醸造用品種です。