次世代作物開発研究センター

作物見本園

これは何の実でしょう?

9月下旬に咲き始めたチャ(ツバキ科)の花が咲き続けています。この品種は「はるみどり」。日本で一番栽培されている品種「やぶきた」より製茶品質が良く、特に滋味に優れています。

次のチャ品種は「りょうふう」。葉の陰のため、写真では黄色っぽく見えますが、ほかの品種と同じく純白の花です。茶品質が良好で、特に色沢が優れた品種です。

3番目のチャ品種は「ふうしゅん」。収量が一番茶、二番茶とも「やぶきた」より3~5割多い品種です。

最後のチャ品種は「めいりょく」。すっきりとした味、さわやかな香り等の評価を得ている品種です。

見出し写真の正体はこちら、アシタバ(セリ科)の実でした。

アシタバの実の拡大写真です。葉や茎を食用に利用します。

次は、葉の色が薄くなってきましたが、まだ緑色を保っているカンゾウ(甘草、マメ科)です。主に根や地下茎を、甘味料や漢方薬として利用します。

こちらは、寒さの中でも葉の緑色が保たれるアーティチョーク(和名チョウセンアザミ、キク科)です。初夏に花が咲く前の包片基部や花托が食用になります

次はサンショウ(山椒、ミカン科)。新しい葉が出て、右の方に春咲くはずの小さな花が咲いています。サンショウにつくナミアゲハの幼虫について、8月に何回も記事を書きましたが、その幼虫に葉をほとんど食われてしまったことが、影響したのでしょうか。

季節外れのサンショウの花です。サンショウには雌株と雄株があり、これは、雄株に咲いた雄花。ニョキニョキ腕を伸ばしているのが、おしべです。

最後は、このところ毎回登場しているエリアンサス(イネ科)です。左が品種「JES1」、右が品種「JEC1」で、農研機構と国際農林水産業研究センターが共同開発しました。生育が旺盛で、エネルギーや新素材の原料として期待されています。

左の品種「JES1」は、穂の長さが約0.5mで、穂の先端までの草高が約4.6mに育ちました。

右の品種「JEC1」は、穂の長さが約0.8mで、草高が約4.9mにまで達しました。