農村工学研究部門

畑整備ユニット

ユニット概要

畑整備ユニットでは、主に以下の試験研究に取り組んでいます。

(1) 高品質で多品目の畑作物を生産する畑地基盤を整備するため、土壌水分・ECのモニタリングに基づく畑地灌漑やバイオ炭を活用した土壌水分管理技術を開発しています。

(2) 農地と施設の一体的整備の推進に資するため、ヒートポンプ等の地熱利用時の土壌環境の評価技術を開発しています。


土壌水分センサーを用いた
畑地灌漑計画基礎緒元調査の様子

バイオ炭を用いた畑地基盤の
改良技術に関わる現地試験の様子

スタッフ

ユニット長 宮本 輝仁 Tel:029-838-7552 畑地基盤の土壌水分管理技術
上級研究員 岩田 幸良 Tel:029-838-7553 畑地の熱・水資源の有効活用技術
上級研究員 濵田 康治 Tel:029-838-7553 畑地灌漑のための水質管理技術
上級研究員 亀山 幸司 Tel:029-838-7553 バイオ炭を用いた土壌改良技術

研究課題名

1) 土壌センシング技術を活用した畑地基盤の熱・水管理技術の開発(交付金研究) 平成28~
32年度
2) 土壌水分センシング技術及び水分状態に応じた給排水モデルの開発(戦略的イノベーション創造プログラム(次世代農林水産業創造技術)) 平成26~
30年度
3) 土壌の熱的物理特性を考慮した地中熱ヒートポンプの採・放熱効率の向上(文科省科研費、基盤C) 平成27~
29年度
4) バイオ炭を活用した急速熟畑化技術に関する研究(文科省科研費、基盤C) 平成28~
30年度
5) 集落排水処理水の施設得園芸農業への利用に向けた水管理技術の開発(文科省科研費、基盤C) 平成29~
31年度
6) 再生水を利用する節水潅水システムの開発(国際共同研究パイロット事業) 平成29~
31年度
7) 水質の異なる再生水の農業利用における処理、利用および影響に関する研究(国際共同研究パイロット事業) 平成29~
31年度

研究成果

研究成果情報

平成24-27年度

1) バイオ炭の理化学的特徴を考慮した畑地基盤の改良技術(普及成果情報) 平成27年度成果情報
2) 農地基盤中の塩分濃度をリアルタイムで監視する簡易技術(普及成果情報) 平成26年度成果情報
3) 硝酸態窒素溶脱の遅延効果をもつ土壌改良資材として適したバイオ炭の選出(研究成果情報) 平成26年度成果情報
4) 畑地灌漑用水量計画へのキャパシタンス土壌水分センサーの適用 (研究成果情報) 平成25年度成果情報
5) 立ち上げ管取り付けによる暗渠排水量と硝酸態窒素濃度の減少(研究成果情報) 平成25年度成果情報
6) ハクサンハタザオを用いたカドミウム含有畑地土壌の浄化技術 (研究成果情報) 平成24年度成果情報

※研究成果検索はこちら

研究論文等

平成29年度, [平成28年度], [平成27年度], [平成26年度], [平成25年度]

※農研機構刊行物検索はこちら

1) Koji Kameyama, Yukiyoshi Iwata, Teruhito Miyamoto (2017) Biochar Amendment of Soils According to their Physicochemical Properties, Japan Agricultural Research Quarterly, 51(2), 117-127.
2) 宮本輝仁, 岩田幸良, 亀山幸司 (2017) HYDRUSを用いた湿潤地域におけるマルチ栽培下の土壌水分動態解明, 土壌の物理性, 136, 3-14.

平成28年度
1) 岩田幸良, 成岡道男, 宮本輝仁, 中村俊治, 松宮正和, 亀山幸司 (2016) 水フラックスの計算による有効土層深決定方法の検討-HYDRUSによるユリ圃場における有効土層深の評価-, 農業農村工学会論文集, 302 (84-2), I_175-I_183.
2) 成岡道男,宮本輝仁,岩田幸良,亀山幸司, 中村俊治 (2017) 畑地での水分動態や根群分布が上向き補給水量に与える影響, 農業農村工学会誌, 85(3),249-254.

平成27年度
1) Koji Kameyama, Teruhito Miyamoto, Yukiyoshi Iwata, Takahiro Shiono (2015) Influences of feedstock and pyrolysis temperature on the nitrate adsorption of biochar, Soil Science and Plant Nutrition, [DOI:10.1080/00380768.2015.1136553]
2) Koji Kameyama, Teruhito Miyamoto, Yukiyoshi Iwata, Takahiro Shiono (2015) Effects of biochar produced from sugarcane bagasse at different pyrolysis temperatures on water retention of a calcaric dark red soil, Soil Science, 181, 20-28 [DOI: 10.1097/SS.0000000000000123].
3) Yukiyoshi Iwata, Tomoyoshi Hirota, Tomotsugu Yazaki, Akeo Iwasaki, Takeshi Suzuki, Satoshi Inoue, Kazuei Usuki (2015) Effects of saturated hydraulic conductivity on volunteer potato ( Solanum tuberosum L.) tuber survival, Soil Science and Plant Nutrition, 61, 235-241 [DOI: 10.1080/00380768.2014.982491].
4) Teruhito Miyamoto, Koji Kameyama, Yukiyoshi Iwata (2015) Monitoring Electrical Conductivity and Nitrate Concentrations in an Andisol Field Using Time Domain Reflectometry, Japan Agricultural Research Quarterly, 49(3),261-267.
5) 亀山幸司, 岩田幸良, 佐々木康一, 成岡道男, 宮本輝仁 (2016) 樹皮由来バイオ炭の砂丘地圃場への施用による土壌の保水性・保肥性改善効果, 農業農村工学会論文集, 301 (84-1), I_65-I_74.
6) 宮本輝仁, 亀山幸司, 岩田幸良, 塩野隆弘 (2015) 5TE センサーを用いた津波被害を受けた砂質畑の土壌EC モニタリング, 土壌の物理性, 131,15-22.
7) 成岡道男, 宮本輝仁, 岩田幸良, 亀山幸司, 中村俊治 (2015) HYDRUS-1Dを使ったユリ畑の上向き補給水量の算定, 農業農村工学会誌, 83(7),565-570.
8) 濵田康治 (2015) 再生水のかんがい利用に関するISOガイドライン(1) -ISO/TC282の概要, 畑地農業, 680, 8-12.
9) 濵田康治 (2015) 再生水のかんがい利用に関するISOガイドライン(2) -ISO 16075の概要, 畑地農業, 681, 8-15.

平成26年度
1) 岩田幸良, 倉田進, 大塚直輝, 亀山幸司, 宮本輝仁 (2014) 福井県九頭竜川流域三里浜地区の畑地灌漑計画とバイオ炭による三里浜砂丘地土壌の保水・保肥性改善効果の検討, 畑地農業, 699,13-20.
2) 福本昌人, 宮本輝仁 (2014) 水ポテンシャルセンサーMPS-2の測定値の評価と補正, 農業農村工学会論文集, 290, 73-74.