農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第42号(2013年9月号)

目 次

1)トピックス
■林農林水産大臣に農村工学研究所の成果を紹介
■山形県元泉地域農地・水・環境保全組織より感謝状を受領
2)イベント情報
■アグリビジネス創出フェアへの参加
3)新技術の紹介
■環境放射能除染・廃棄物処理国際展(RADIEX2013)への参加
4)最新の「農工研ニュース」より
■豪雨時のため池の危険度算定システム
5)農村工学研究所の動き
■インターンシップ講習生(第二期)のつぶやき
■農村工学中堅技術研修(農村振興係長A)に参加して
6)研究ウォッチ

■除染研究で農業食料工学会(旧農業機械学会)より感謝状を受領
7)農村の草花
■野菜や杖にも利用される多機能雑草 ~シロザ~
8)研究者の横顔

■西原 正彦(にしはら まさひこ)

1)トピックス

■林農林水産大臣に農村工学研究所の成果を紹介

9月3日に林芳正農林水産大臣が筑波農林研究団地を視察されました。その際、農村工学研究所からは地下水位制御システム(FOEAS)、農業・農村の多面的機能、農業・農村の災害対策について小泉健所長より説明を行いました。

東日本大震災への対応では、農村工学研究所から多くの職員が技術支援を行っており、減災対策等の研究も現在進めていることを説明したところ、今まで経験したことのない災害が日常化しており、減災の考え方は大切であるとの感想を述べられました。

企画管理部 業務推進室主任研究員 田中良和

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/01-01.pdf

 

■山形県元泉地域農地・水・環境保全組織より感謝状を受領

9月17日に、農村工学研究所において、山形県元泉地域農地・水・環境保全組織の奥山仁六会長から当所の小泉健所長に、地域振興のための技術の普及指導への貢献に対する感謝状が授与されました。

企画管理部 業務推進室企画チーム長 亀山幸司

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/01-02.pdf

 

2)イベント情報

■アグリビジネス創出フェアへの参加

10月23日~25日に東京有明の東京ビックサイトで開催される「アグリビジネス創出フェア」において、農業施設工学担当が筑波大学と連携して「LEDを利用した葉菜類の補光栽培技術」を紹介します。レタス、シュンギクなどの暗期中連続照明の効果や二次代謝物質合成に及ぼす影響等について説明する企画です。是非お越し下さい。入場無料です。

なお、「アグリビジネス創出フェア2013」は、全国の産学の機関が、農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介します。研究機関相互や事業者との連携を促す場として農林水産省主催する「技術・交流展示会」です。

詳細はこちら ⇒ http://agribiz-fair.jp/summary/

技術移転センター 移転推進室長 寺村 伸一

 

 3)新技術の紹介

■環境放射能除染・廃棄物処理国際展(RADIEX2013)への参加

9月25~27日に科学技術館(東京都千代田区)で開催された、環境放射能除染・廃棄物処理国際展(RADIEX2013 )において、研究成果の広報活動を行いました。

「世界の知見を結集!除染の最適化と加速化へ」をテーマとした、本国際展において、農林水産省委託プロジェクト研究「農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発」で得られた成果のポスター展示と、遠隔操縦により農地の放射能モニタリングが可能な測定システムの展示を行い、研究活動の説明を行いました。

今後も環境放射能で汚染された地域の円滑な除染へ貢献できるよう、研究開発を推進していきます。

資源循環工学研究領域 水資源工学担当主任研究員 土原健雄

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/03-01.pdf
 

 4)最新の「農工研ニュース」より

■豪雨時のため池の危険度算定システム

豪雨などの自然災害によって毎年300箇所以上のため池に被害が発生しています。ため池が決壊すると池の水が一気に流出し、住宅や施設、最悪の場合は人命が損なわれることもあります。

「豪雨時のため池の危険度算定システム」は、豪雨時にため池が何mmの雨まで耐えられるかを算定するシステムです。また、ため池を補強するなど、対策方法には色々ありますが、どんな対策が最も効果的かを定量的に算定することができます。

 施設工学研究領域 土質担当 上席研究員 堀 俊和

(関連資料)

(1)農工研ニュース第86号
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/04-01.pdf
(2)この研究成果をもっと深く理解するための5つのQ&A
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/04-02.pdf
 

 5)農村工学研究所の動き

■インターンシップ講習生(第二期)のつぶやき

農工研では、農村工学分野での将来の担い手育成の一翼を担うべく、農水省農村振興局との連携のもと、毎年この時期、三期に分けて農村工学分野の大学3年生のインターンシップを技術講習生として受け入れています。

本年、第二期(8月19日~8月30日)では、講習生10名が、研究業務の一部を任され、実務を体験しました。彼らが社会人になっても、農村工学分野との関わりの中で応援していきたいと思います。

以下、講習生による感想文から一部を紹介します。

技術移転センター 移転推進室上席研究員 安中誠司

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/05-01.pdf

 

■農村工学中堅技術研修(農村振興係長A)に参加して

8月5日から9日まで、農工研において農村工学中堅技術研修(農村振興係長A)が開講され、農水省の各事業所から17名が集まりました。農工研からは農地基盤工学研究領域の瑞慶村研究員と中田が参加しました。本年度から研修生同士による討議・発表の機会が大幅に増え、様々な現場にいる同期の経験談と講義の内容とを併せて、熱のこもった議論が展開されました。

研修生からは、「班ごとの検討・発表を通じて、メンバーの意識の共有やあらたな視点の発見につながり刺激となった。」、「課題は難解であったが、班員の経験をふまえていろいろな視点から原因を追及することができ、現場感覚の重要さを痛感した。」などの感想がありました。

今後も研修生と農工研とのつながりを大事にし、農村振興にむけて協力していきたいと感じる良い機会となりました。

水利工学研究領域 水路システム担当研究員 中田達

 6)研究ウォッチ

■除染研究で農業食料工学会(旧農業機械学会)より感謝状を受領

農工研は、農業機械研究開発分野の機関と共に平成23年度第3次補正予算農林水産省プロジェクト研究「農業用施設、畦畔、農道等の除染技術の開発」の課題を担当しました。農業食料工学会から本研究開発の産官学連携に対し感謝状が授与されました。

水利工学研究領域長 中 達雄

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/06-01.pdf

 

 7)農村の草花

■野菜や杖にも利用される多機能雑草 ~シロザ~

台風襲来のあと、すっかり秋めいてきました。荒れ地や管理の悪い畑では、この時期、1.5mほどにもなるシロザが目立つようになってきます。今ではすっかり畑の雑草として馴染みですが、かつては食用や杖の材料として栽培されていたことを知っていますか。

農村基盤研究領域 資源評価担当主任研究員 嶺田拓也 

(関連資料)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/07-01.pdf

 

 8)研究者の横顔

■西原 正彦(にしはら まさひこ)

今回ご登場いただくのは、チャーミングな笑顔と明るくハキハキした声が印象的な西原正彦主任研究員です。農業水利施設のストックマネジメントのエキスパートの西原さんは、これまでの様々な行政組織での経験を生かし、常に「現場」を意識して課題に取り組まれています。
(他己紹介:瑞慶村 知佳)

(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/42/08-01.pdf

 
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