農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第86号(2017年5月号)

目次

1)トピックス
■当部門の研究成果"ポンプ設備の劣化進行を状態監視する新たな診断システム"が「第1回インフラメンテナンス大賞優秀賞」を受賞

2)イベント情報
■アグリビジネス創出フェア2017に出展(第1報)

3)新技術の紹介
■「ため池防災支援システム」のマニュアル等の公開
■「ハウス暖冷房に地中熱ヒートポンプの導入をお考えの方向けの情報」を公開

4)農村工学研究部門の動き
■平成28年度農村工学研究部門運営委員会報告
■平成29年度農村工学研究部門コンプライアンス研修報告
■平成29年度「ため池減災技術に関する講習会(第1回)」報告

5)こんにちは農業農村
■研究部門内水田で「さなぶり」を開催
■日本における世界かんがい施設遺産(6)

6)農村の草花
■足下の黄色い花の葉陰には一足早い夏の果実が? ~コナスビ~

7)研究者の横顔
■堀 俊和(ほり としかず)

1)トピックス

■当部門の研究成果"ポンプ設備の劣化進行を状態監視する新たな診断システム"が「第1回インフラメンテナンス大賞」優秀賞を受賞

農林水産省では、総務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、防衛省とともに社会資本のメンテナンスに係る優れた取組を表彰する「インフラメンテナンス大賞」を実施しています。

「第1回インフラメンテナンス大賞選定委員会(委員長:大西隆豊橋技術科学大学学長/日本学術会議会長)」が248件の候補から選考を行い、この中から当部門(技術移転部教授國枝正)が応募した「ポンプ設備の劣化進行を状態監視する新たな診断システム」が、「第1回インフラメンテナンス大賞優秀賞」に選ばれました。

技術移転部 教授 國枝正

(関連資料)

(1)国土交通省プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000162.html

(2)関連する成果情報
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2014/14_070.html

※インフラメンテナンス大賞とは
インフラメンテナンス大賞は、日本国内の社会資本のメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に実施しています。関係省で表彰制度を創設し、優れた取組や技術開発の関係者(個人又はグループ)に対して、各界の有識者による審査を経て、各大臣賞、特別賞、優秀賞を決定し、表彰を行います。

2)イベント情報

■アグリビジネス創出フェア2017に出展(第1報)

来る10月4日(水)~6日(金)にかけて東京ビックサイト東7ホールにて開催される「アグリビジネス創出フェア」に農村工学部門から出展する予定です。

フェアの時期が昨年より2ヶ月以上早くなっております。ご来場を予定されている読者の皆様には、スケジュールにご注意ください。
出展内容等については、決まり次第メールマガジンでも紹介してまいりますので、ご期待ください。

日時 平成29年10月4日(水)~6日(金) 10:00~17:00
場所 東京ビックサイト 東7ホール
http://agribiz-fair.jp/

技術移転部 移転推進室交流チーム長 猪井喜代隆

3)新技術の紹介

■「ため池防災支援システム」のマニュアル等の公開

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「レジリエントな防災・減災機能の強化」により、情報共有システムと、予測解析システム(豪雨、地震、下流被害を予測し、ため池の決壊危険度や下流の被害推定域の情報)を提供する「ため池防災支援システム」を開発中です。

自治体の防災担当者に対する本システムの試験運用に伴い、マニュアルを公開しました。活用いただければ幸いです。

技術移転部 移転推進室広報プランナー 遠藤和子

(関連URL)

マニュアル公開ページ
http://www.naro.affrc.go.jp/nire/introduction/chart/0402/0402_01.html


■「ハウス暖冷房に地中熱ヒートポンプの導入をお考えの方向けの情報」を公開

農林水産省委託プロジェクト研究「地域資源を活用した再生可能エネルギーの生産・利用のためのプロジェクト」のうち「施設園芸における熱エネルギーの効率的利用技術の開発(熱プロ)」の研究結果を中心に、ハウス暖冷房に地中熱ヒートポンプの導入をお考えの方向けの情報を公開しました。本研究は実施中であり、マニュアルは順次改訂予定ではありますが、検討の端緒にしていただければ幸いです。

(関連URL)

公開ページ
http://www.naro.affrc.go.jp/nire/introduction/chart/0304/0305_01.html

技術移転部 移転推進室広報プランナー 遠藤和子

4)農村工学研究部門の動き

■平成28年度農村工学研究部門運営委員会報告

5月19日(金)に、TKP九段下神保町ビジネスセンター会議室で運営委員会を開催しました。当日は、5名の評価委員にご出席を頂き、農村工学研究部門の平成28年度業務実績の評価を受けました。

企画管理部 企画連携室企画チーム長 吉村亜希子

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/04-01.pdf

■平成29年度農村工学研究部門コンプライアンス研修報告

平成29年度農村工学研究部門コンプライアンス研修を4月27日に開催しました。

企画管理部 リスク管理室長 高田幸一

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/04-02.pdf

■平成29年度ため池減災技術に関する講習会(第1回)」報告

平成29年度「ため池減災技術に関する講習会」を5月17日(水)から19日(金)の3日間開催しました。

本講習会は、都道府県庁・土地改良事業団体連合会でため池の減災対策に取り組む中核的な技術職員を対象に、「SIP防災」で開発を進めているハザードマップ作成時の浸水域予測ソフトである「SIPOND(エスアイポンド)」の操作方法と浸水想定区域の作成手法、ならびに演習を通じたため池減災対策技術の習得を目的に開催しました。

今回は、18道府県の防災担当職員と25の土地改良事業団体連合会職員の計43名が受講しました。

企画管理部災害対策調整室長 梶原義範

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/04-03.pdf

5)こんにちは農業農村

■部門内水田で「さなぶり」を開催

5月25日(木)、試験圃場で毎年恒例の「さなぶり」の田植えが行われました。さなぶりは、田植えを無事に終えたことを神様に感謝し、豊作への祈りをこめて行われる行事です。

水利工学研究領域 沿岸域水理ユニット長 桐 博英

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/05-01.pdf


■日本における世界かんがい施設遺産(6)~狭山池(さやまいけ)~

第6回は、大阪府大阪狭山市にある狭山池(さやまいけ)をご紹介します。

狭山池の水利システムの歴史は日本における灌漑システムの開発・改修の歴史。近年の改修の際には、木樋や歴史的遺構が数多く発見されている。

(全国水土里ネット-新・田舎人フォーラム-のHPより引用)

狭山池(さやまいけ)
施設所在:大阪府大阪狭山市
供用開始:616年頃
登録年 :平成26年
英語名 :Sayamaike Reservoir

企画管理部 企画連携室情報専門役 浜田善幸

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/05-02.pdf

6)農村の草花

■足下の黄色い花の葉陰には一足早い夏の果実が? ~コナスビ~

風薫る季節です。この時期にはカタバミやヘビイチゴなど小型の黄色い花が足元によく見られますが、そんな黄色い花の群落の中に小さな丸ナスのような果実をつけた植物を見つけることができるかもしれません。コナスビという名前がついていますが、実はサクラソウの仲間であることを知っていますか。

水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/06-01.pdf

7)研究者の横顔

■堀 俊和(ほり としかず)

ため池の防災技術の開発と普及に日夜奮闘している堀ユニット長を一言で形容するなら、「バイタリティー」だと思います。特に海外出張では彼の行動力に大いに助けられました。チリへの出張では、往路の機内で覚えた数十語のスペイン語でお土産屋のおじさんに30分間も会話を挑む姿には感動さえ覚えました。本人曰く、緊張したことがないそうで、爪の垢を頂きたいものです。飄々としたイメージがありますが、家族サービスを欠かさない良きパパでもあります。
(他己紹介:田頭 秀和)

(自己紹介)

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/86/07-01.pdf


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