農業情報研究センター

農業AI研究推進室

農業AI研究推進室は農業研究者が各センター・部門が抱える課題とビッグデータを持ち寄り、AI研究専門家と協働でAI研究に取り組み、スマート育種、スマート農業、スマート加工・流通、農業の競争力・市場拡大等に取り組みます。

農業AI研究統括監

田中 健一、三菱電機開発本部技術統轄

農業AI研究推進室長

吉田 智一

多変量解析チーム

多変量解析チームは、気象データ等の栽培環境データを用いた作物の品質や出荷時期などの生育予測、作物品種の形質データとゲノム・遺伝子等のオミクス情報を用いた形質予測による科学的で経験に依存しないスマート育種システムの開発などに取り組んでいます。

確率モデルチーム

確率モデルチームは核酸・タンパク質データ、センサデータ、ヒストリカルデータ等に確率モデルを適用し、害虫の発生や薬剤抵抗性の予測、及び美味しさの見える化等についての研究開発を行います。

画像認識チーム

画像認識チームはAIによる画像解析を活用した鳥獣被害の防止・捕獲技術などを開発します。獣害を画像から自動判別し、遠隔操作対応の檻と連動させるシステムを構築することにより、捕獲作業の労力を低減させます。画像認識技術は作物の生育状況や形質評価など多くの用途に用いられます。

制御チーム

制御チームは過去に開発したロボットトラクタの技術を改良し、圃場内の作業の完全無人化や圃場外・出荷・流通まで対応可能な無人農作業システムなどを開発します。