東北農業研究センター

作業技術グループ

改良中の播種機 (左上)、 鎮圧による保水性の確保 (右上)、 実証農家におけるたい肥化施設 (左下)、 作物残さ固形燃料,木質チップ等のバイオマスの燃焼熱を利用した花きハウス暖房システム (右下)。 拡大写真

東北地域では大区画化する水田に対応した省力化、低コスト化、高収益化に対応できる技術、家畜排泄物の農地還元等の耕畜連携技術、原発事故被災地域の早期営農再開のための対策技術の開発が求められている。作業技術グループでは、農業機械、施設等の高度利用によって、これらの課題を解決することを目指している。

主な研究内容
  1. 水稲乾田直播栽培を核とした巨大区画圃場での稲-麦-大豆の水田輪作体系の確立のためのICT活用技術、圃場基盤管理技術、高速・高精度播種作業技術の開発

    GPSを利用した運転支援技術による省力化、作業精度の向上効果の評価、播種後の鎮圧による保水性の改善、播種機の改良による作業精度向上及び苗立の安定化のための研究

  2. 水田営農に野菜を導入するための機械化技術の開発

    マルチに対応したタマネギ収穫技術を中心とした機械化体系の研究

  3. 家畜排泄物の資源化や養分動態に基づく利用技術の開発

    家畜排泄物からのアンモニア回収や堆肥化の研究

  4. バイオマス資源の施設暖房への利用技術等の開発

    作物残さ固形燃料,木質チップ等のバイオマスの燃焼熱を利用した花きハウス暖房システムの実証およびエネルギー評価の研究

これらの研究では、技術に関心をもつ農家の圃場等での実証試験も行っており、試験にあたっては常にユーザーである農家等とコミュニケーションを取りながら実施しているところである。

メンバー