食品研究部門

食品流通・安全研究領域

農業・食品分野における「Society 5.0」の実現のためには、生産から消費に至る一連の流れである「フードチェーン」のスマート化、すなわち『スマートフードチェーン』の構築が必要です。このスマート化の要になるのが、食品の品質や安全性に関する情報のデータ化(可視化)と、データに基づくニーズオリエンティッド型の技術開発や製品開発です。そのため、食品流通・安全研究領域では、食品の主に流通・加工・消費段階における農産物・食品の品質及び安全性を科学的に評価する分析・検査技術を開発するとともに、市場ニーズに合致した農産物・食品の提供につながる流通・利用技術の開発を行っています。スマートフードチェーンの構築を通じて、より高品質で安全な食品の国民への提供、高付加価値化や輸出促進による我が国の農業・食品産業の発展に貢献してまいります。

領域長

榊原 祥清 (さかきばら よしきよ)

所属研究グループ