食品研究部門

研究成果展示会

農研機構食品研究部門研究成果展示会2017 開催要領
seikatenji_poster_2017.png 1.趣旨及び目的
農研機構食品研究部門は、食の安全・消費者の信頼確保と健全な食生活のための研究、低炭素・資源循環型社会の形成に向けた技術開発研究などに取り組んでいます。また、わが国の産官学の研究拠点であると同時に、国際的なセンターを目指して、より開かれ、活力ある研究機関となるように努めています。
本展示会では、食品研究部門のこれまでの研究成果やその関連情報を、実際に研究を行っている研究員から直接ご説明させていただきます。本展示会が、地方公共団体等の試験研究機関や食品企業など食品関連産業に携わる研究者や技術者との情報交換・交流の場となり、連携の強化、共同研究の推進、新たな事業展開などのきっかけとなることを期待しています。
2.主催
農研機構食品研究部門
3.日時
平成29年11月2日(木曜日)9:30~16:00
4.場所
つくば国際会議場(つくば市竹園2-20-3)
5.内容
●成果展示会 農研機構食品研究部門の研究者全員がポスターでお出迎え
▼ポスター一覧へ
9:30~16:00 多目的ホール(約100枚のポスター展示)
●第35回公開講演会 研究成果をわかりやすく紹介
10:00~12:30 中ホール200 以下の4つのテーマを紹介
2)については、関東東海北陸推進会議流通加工部会共催による講演です。

1) 「機能性弁当」の継続摂取による内臓脂肪低減効果
10:00~10:30 食品健康機能研究領域長 山本(前田)万里
2) 食品タンパク質の水分活性と水和のミクロ構造
10:30~11:30 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 中川洋 氏
3) 減塩味噌及び出汁入り味噌の高品質化のための連続通電加熱
11:30~12:00 食品加工流通研究領域先端食品加工技術ユニット長 植村邦彦
4) 多様な遺伝子組換え食品に対応可能な検査法の開発
12:00~12:30 食品生物機能開発研究領域酵素機能ユニット 真野潤一

6.参集範囲
国の機関関係者、食品産業関係者、独立行政法人・国立研究開発法人関係者、地方公共団体等試験研究機関関係者、製薬業界関係者、化粧品業界関係者、環境系団体関係者など
7.参加費・参加登録

参加費は無料、事前参加登録は不要

8.その他
(1)企業交流展示会2017(フード・フォラム・つくば主催)を同時開催(多目的ホール)。会員企業が自社の製品をご紹介。
*フード・フォラム・つくば」は、つくば市周辺の食品関連企業が集い、多角的な情報と技術の交流や研究開発の進行を目的として平成3年5月に発足。
(2)全国食品技術研究会(11月1日(水)開催)で展示された、全国食品試験研究場所長会会員場所をはじめとした地方公共団体等の食品関係試験研究機関の研究成果ポスターを展示。

(3)日本冷凍空調学会講演会2017が同時開催(大会議室101)。14時から、以下の3題の講演を予定。
・14:15~14:40 食品凍結の利用と品質評価(食品製造工学ユニット 安藤泰雅)
・14:40~15:05 宮城県ちぢみ雪菜の加工(食品製造工学ユニット 五月女格)
・15:05~15:30 蛍光指紋による食品の品質管理(非破壊計測ユニット 蔦瑞樹)
(4)知の集積と活用の場「食品化工から考える健康-副産物からのアプローチ-」研究開発プラットフォーム主催公開シンポジウム「豊かな生活につながる食品開発~これまでの取り組みとこれからの課題~」が同時開催(中会議室202)。13時15分から。
・13:20~ 美味しい機能性介護食を創るビジネスモデル(相良泰行氏)
・14:05~ 清酒醸造からの機能性素材(提浩子氏)
・14:50~ 経口補水療法と経口補水液OS-1の開発について(戎五郎氏)
詳細については、こちら[PDF:347KB]をご覧下さい。

9.問合せ先
農研機構 食品研究部門 企画管理部 企画連携室 交流チーム
E-mail: nfri-event*naro.affrc.go.jp、TEL:029-838-7980、FAX:029-838-8005

E-mailアドレスは、*を@に変更してお問い合わせ下さい。

ポスター展示一覧

機能性

タイトル担当研究者ポスター
高アントシアニン緑茶の機能評価
-「サンルージュ」の眼精疲労軽減効果-
山本(前田)万里
発酵食品中の高血圧抑制活性物質の同定 八巻 幸二
ケルセチン分解抑制成分の発見
-レスベラトロールは腸内細菌のケルセチン分解を抑制する-
田村 基
高β-コングリシニン大豆食品の開発
-動物とヒトで血中中性脂肪濃度低下作用を調べました-
高橋 陽子
食品抗酸化能データベースの構築
-代表的な食品191品目を掲載-
渡辺 純
食品の抗酸化能評価法のSOPを公開
-酸素ラジカル吸収能と一重項酸素消去能評価法-
石川(高野)祐子
食品の抗酸化能測定法の標準化を目指して
-SOAC測定法の空間共同試験による妥当性確認-
若木 学
アントシアニンは中性脂肪排出を促進する 橋本 直人
網羅解析技術で機能性を明らかにする
-生活習慣病予防、認知機能改善効果の評価と利用-
小堀 真珠子
機能性成分の吸収・組織蓄積の評価
-安定同位体を用いたトレース-
木村 俊之
美味しさ評価技術の開発を目指して
-抗体による評価法の構築-
大倉 哲也
重症度を蛍光の強さで示す食品アレルギー動物モデル 後藤 真生
ソバにおけるタンパク質群の多様性 佐藤 里絵
老化予防食品の探索とエビデンス化
-まずは耳の老化予防から-
大池 秀明
食感で変化する味の感じ方
-食品テクスチャーによるフレーバーリリース制御-
神山 かおる
味情報のインプットとアウトプット
-複数の評価法の比較から味覚を紐解く-
日下部 裕子
塩味増強につながりやすい香りの記憶
-マウス行動学実験を利用して-
河合 崇行
脂溶性及び水難溶性機能成分の特性解析
-腸管吸収性の評価-
小竹 英一
ヒト胃消化シミュレーターの改良
-人工胃液の供給と胃消化物の排出を実現!-
小林 功

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加工・流通

タイトル担当研究者ポスター
マイクロチャネル乳化デバイスの高度化
-数ミクロンサイズの植物油滴の生産性向上-
小林 功
粉粒食拡大に向けた米の加工流通特性の解明 岡留 博司
マイクロチャネル乳化デバイスの高度化
-数ミクロンサイズの植物油滴の生産性向上-
奥西 智哉
被災地産農産物加工の実証
-ちぢみ雪菜乾燥チップ製造工程の検討-
五月女 格
食品の乾燥・冷凍関連技術の開発 安藤 泰雅
新しい米粉パン製造技術の開発
-増粘剤・グルテンなしで発酵生地が膨らむ-
矢野 裕之
炊飯米ゲルの保存中の硬さの変化
-コメ品種・加水量との関係-
與座 宏一
澱粉特性が炊飯米ゲルの硬化特性に影響 松木 順子
澱粉の消化を抑制する物理的要因
-血糖値上昇抑制効果が期待できる品質制御技術を目指して-
佐々木 朋子
水中短波帯加圧加熱による水産物の加工
-レトルトに代わる高品質加工-
植村 邦彦
食品関連生体高分子の溶存状態の評価 渡邊 康
低コストBDF製造技術
-原料脂質の過熱メタノール蒸気法での変換特性-
蘒原 昌司
地下水の脱塩技術
-農地でも利用可能なRO装置の運用技術-
蘒原 昌司
食品の高圧加工技術の普及に向けて
-動き始めた日本の食品産業-
山本 和貴
地域特産果実の加工による通年供給
-脱気中温中高圧処理の特性を活かして-
中浦 嘉子
なぜダイコンは青くなるのか?
-包装でダイコン青変症を防ぐ-
永田 雅靖
生鮮青果物の長距離流通に関する研究
-香港への輸出事例-
中村 宣貴
青果物の輸送環境解析・品質評価事例集 北澤 裕明
細胞構造を模した電気回路の応用
-電気による迅速・簡便・安価な食品物性評価-
渡邊 高志
AGEs検出・評価技術の開発
-食味向上と加齢性疾患に関わるAGEsの判別評価-
町田 幸子
生体に影響しうる終末糖化産物群の検出 小堀 俊郎

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分析・標準化

タイトル担当研究者ポスター
ターゲット・プロテオミクスによる機能性・アレルゲンタンパク質の定量法の開発
-ELISAキットでお困りの方へ-
一法師 克成
用語体系を利用した迅速な官能評価
-新規素材のテクスチャー評価の例-
早川 文代
ESRの食品分野への応用 亀谷 宏美
食品中のストロンチウム分析
-うどん・そうめん類と中華めん類の90Srの挙動の推察-
進藤 久美子
食品に含まれる放射性セシウムの動態解析
-食べる時の放射性セシウムの濃度はどれくらい?-
八戸 真弓
食品を対象とした放射性セシウム測定の品質管理
-放射性セシウム分析用認証標準物質の開発と技能試験の提供-
濱松 潮香
NMR法による天然物の構造・機能解析
-溶液中での化学構造や立体構造及び分子間相互作用-
逸見 光
農業・食品研究におけるNMRの活用
-核磁気共鳴(NMR)信号で試料の特性をみる-
関山 恭代
フラバン-3-オール類の水中構造
-DFT計算による解析-
林 宣之
リーフ緑茶の味強度評価の新尺度
-味覚センサ測定値の室間変動に基づく-
氏原 ともみ
近赤外法による果実の新規品質評価
-モモの熟度(食べごろ)を光で非破壊評価-
池羽田 晶文
分光分析を用いる新しい非破壊計測法
-実用化を目指す農産物品質の新しい非破壊計測法-
伊藤 秀和
蛍光指紋とデータ解析による食品の品質評価 蔦 瑞樹
有色米オリザノール成分の分析
-黒米のオリザノールの特徴-
都築 和香子
n-3系列型多価不飽和脂肪酸から構成される脂質の熱劣化特性
-トリリノレニン(18:3のトリアシルグリセロール)を加熱した場合-
金井 良和
遺伝子組換え食品の検査法開発
-多様な遺伝子組換えトウモロコシに対応するために-
橘田 和美
LAMP法を用いた簡易迅速GM検知
-前処理から検出まで1時間以内-
高畠 令王奈
DNA分析による農産物・食品の品種判別
-四倍体ジャガイモの分析例-
岸根 雅宏
DNA断片化測定キットの開発
-食品加工の程度を「見える化」する新しいモノサシー
真野 潤一

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安全・信頼

タイトル担当研究者ポスター
国産小麦の品質向上に向けて
-国産小麦粉の明度を改善するには-
鈴木 雅博
死にゆく菌の損傷度評価
-高食塩濃度培地中に混入した大腸菌O157:H7の回復能の変動-
細谷 幸恵
食品中で食中毒菌はどう増える?
-遺伝子による食中毒増殖モニタリング技術と活用-
川﨑 晋
DV-AM法の開発
-土壌中のアフラトキシン産生菌検出-
久城 真代
fusarium asiaticumのデオキシニバレノール産生に及ぼすアグマチンの影響 岩橋 由美子
カビ毒の高精度検出技術
-フモニシン類縁体(fumonisin C群)の検出-
中川 博之
加工食品における食品害虫の発育
-カップ麺製品でのノシメマダラメイガの発育日数-
宮ノ下 明大
遠心熱対流促進効果を導入したPCR装置の開発 古井 聡
玄米貯蔵施設におけるコクゾウムシのモニタリング 今村 太郎
有機酸による微生物制御機構の解析
-酢酸の抗菌メカニズム解明を目指して-
岡本 晋
コクゾウムシの自動計数法と自動体長計測法
-食品害虫管理のための画像解析技術の利用-
曲山 幸生

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バイオ

タイトル担当研究者ポスター
発酵食品データベースの構築
-日本伝統発酵食品の技術を継承し発展の基礎を作る-
曲山 幸生
海藻由来カロテノイド(フコキサンチン)の機能解析
-構造活性相関解析のための誘導体化-
今場 司朗
天然酵母がつくるポリオールオイル
-農研機構発の脂質新素材-
真野 潤一
地域特産味噌醸造の支援技術開発に向けて
-成分と品質の相関関係の解明-
楠本 憲一
麹菌及び近縁種の光応答機構
-物質生産への応用を目指して-
鈴木 聡
麹菌の菌体内グルタチオン濃度の経時的変化 服部 領太
光照射による二次代謝の制御
-照射波長の違いとアフラトキシン産生の関係-
鈴木 忠宏
納豆工場でのファージ調査 木村 啓太郎
遺伝子破壊による酵母のストレス耐性強化
-実用酵母の育種に向けて-
中村 敏英
高圧損傷菌の回復メカニズムの解析
-高圧処理を利用した微生物制御技術の高度化に向けて-
稲岡 隆史
発酵食品の成分プロファイル解析
-菌株の発酵特性や製品の品質との関係を明らかに-
冨田 理
糖質資源高度利用プラットフォーム
-ATP再生系を活用した酵素的オリゴ糖調製法-
北岡 本光
様々な糖1・リン酸の調製
-多様なオリゴ糖の大量生産に向けて-
西本 完
ゲノム編集を活用したトマトの成熟コントロール法の開発 伊藤 康博
DNAを原料としたナノファイバー
-サケ白子由来DNAから製造-
岩浦 里愛
地域バイオプロセスWG活動について
-2018年末までに技術的課題抽出と技術開発戦略提案へ-
徳安 健
CaCCO法副生物からのリグニン回収
-資源作物エリアンサスの副生物カスケード利用-
山岸 賢治
地域資源から「地産酵素」を
-資源を高度利用した地域新産業の創出に向けて-
池 正和

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第35回公開講演会 要旨

タイトル講演者要旨
「機能性弁当」の継続摂取による内臓脂肪低減効果 山本(前田)万里
食品タンパク質の水分活性と水和のミクロ構造* 中川 洋**
減塩味噌及び出汁入り味噌の高品質化のための連続通電加熱 植村 邦彦
多様な遺伝子組換え食品に対応可能な検査法の開発 真野 潤一

*関東東海北陸推進会議流通加工部会共催による講演
**国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構・原子力科学研究部門・物質科学研究センター
・中性子材料解析研究ディビジョン・階層構造研究グループ 研究副主幹

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法人番号 7050005005207