動物衛生研究部門

疾病対策部

牛疫生ワクチン(製品)

疾病対策部は、わが国の動物衛生行政に必要な業務の遂行及び動物衛生研究全般への支援を目的とし、生物学的製剤製造グループと病性鑑定グループからなっています。

生物学的製剤製造グループでは、現在12種類の家畜・家きんの診断薬や備蓄ワクチンの製造を行っています。特に備蓄ワクチンである「牛疫組織培養予防液(牛疫生ワクチン)」は、OIE(国際獣疫事務局)から2016年に新たな世界標準ワクチンとして承認を受けました。牛疫は人の天然痘に次いで世界から 撲滅された病気であるため、その取扱いは国際的に厳しく制限されています。FAO(国連食糧農業機関)とOIEは、牛疫ワクチン製造における品質と安全性の管理体制を高く評価し、農研機構動物衛生部門を万一の再発に備えた世界で唯一のワクチン製造機関として認定しました 。

病性鑑定グループでは、各研究領域と連携を図りながら、病理組織標本の作成・染色・解析、生体材料の成分の分析、微生物の分離・培養・遺伝子検査、科学写真の撮影、データベース作成等を実施し、家畜疾病研究を技術的側面から支援すると共に、研究や病性鑑定などの行政対応に必要な微生物、細胞、血清等の収集や管理を行なっています。また、当研究部門における検査の信頼性を確保するため、国際規格ISO17025※認定の取組も進めています。※試験所認定ともよばれており、試験所・校正機関が正確に測定/校正する技術能力を認定する規格です。


所属グループ、メンバー

法人番号 7050005005207