動物衛生研究部門

10:国際重要伝染病研究領域

国際重要伝染病研究領域では

国際重要伝染病研究領域では、口蹄疫などの国際重要伝染病について、その病原体の解析を通して伝染病の侵入防止・蔓延防止および清浄化技術の開発に取り組むとともに、それら国際重要伝染病が発生した場合には病性鑑定に関する業務を行います。

主な研究対象

口蹄疫の診断技術開発および口蹄疫ウイルスの性状解明と蔓延防止技術の実用化

口蹄疫は日本では2000年および2010年に発生しました。特に2010年の発生では、その防疫に日本では初めて口蹄疫ワクチンが用いられ、ワクチン接種による家畜を含め、約30万頭が処分されるなど甚大な被害となったことは記憶に新しいところです。口蹄疫は現在日本を除く東アジアの全ての国で発生しており、ひとたび日本に侵入した場合には甚大な被害を与えることなるため、高感度かつ迅速な診断技術の開発と、ウイルスの性状解明を行って新たな蔓延防止技術の実用化のための研究を行います。

口蹄疫以外の国際重要伝染病の防除技術の確立

世界各地で流行していて現在日本で発生していない国際重要伝染病は、ひとたび日本に侵入した場合、多大な被害を与えることになります。日本に侵入することが危惧される国際重要伝染病について、国内診断技術の確立を図り、病原体の性状解明と摘発技術の開発に取り組みます。

主要研究成果