動物衛生研究部門

海外協力・研修

海外協力

動物衛生研究所では、国際貢献として、JICAのプロジェクトを支援し、発展途上国を中心とした長期・短期専門家の派遣、研修生の受け入れ、さらに、集団研修「獣医技術研究IIコース」を実施しています。

BSE、豚コレラおよび馬伝染性貧血等の重要家畜疾病に関する国際獣疫事務局(OIE)リファレンスラボラトリーとしての役割も果たしています。リファレンスラボラトリーはOIEにより指定され、動物疾病の診断、診断方法に関する助言、診断に利用する標準株・標準試薬(抗原、抗血清等)の配布を行っています。これらのリファレンスラボラトリーには各分野の第一人者である優秀な専門家がおり、それぞれの疾病の診断、防疫技術に関して世界の中心的役割を果たしています。OIEと国際農業機構(FAO)と共催して「牛海綿状脳症(BSE)診断技術コース」を実施しており、アジア地域での診断技術の向上に貢献しています。

JICA 研修の様子JICA 研修の様子
JICA 研修の様子

講習・研修

動物衛生研究所では、家畜衛生講習会として、国(動物検疫所や動物医薬品検査所)と都道府県の動物衛生関係者等を対象に毎年11のコースを設けて開催し、その受講者は年間500人に及びます。病性鑑定特殊講習会は、都道府県の家畜保健衛生所等の職員がウイルス、細菌、病理、生化学の4つの分野で約7ヶ月間、実際に研究室に配属され、研究室の業務をサポートしながら、技術の習得を行うもので、都道府県と動物衛生研究所の連携を形成するために大いに役立っています。この他、技術講習制度により、民間企業や大学等の研修生も受け入れています。