生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

平成30年度遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ、青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の生育状況(収繭;2回目)
(群馬県蚕糸技術センター隔離飼育区画)

平成30年3月27日(火曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月19日(木曜日)に説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ、青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)について、7月19日(木曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、今年度2回目の第一種使用等(※1)による飼育を開始しました。8月6日(月曜日)及び8月7日(火曜日)には蔟(※2)から繭を収穫しました。

飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※1 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2 蔟(まぶし):カイコの幼虫に繭を作らせるための器具。ここでは、一般的な養蚕農家と同じように、格子状に区切られたボール紙製の蔟とその枠からなる回転蔟を用いている。


(回転蔟を解体してボール蔟をバラバラにする様子)

(ボール蔟内にある不良な繭を取り除く作業の様子)

(収繭毛羽取り作業の様子)

(繭を調査している様子)