次世代作物開発研究センター

稲研究領域

今までに開発された大きさや色が異なる様々な品種の米

わが国の米の消費量は、食生活の変化にともない、1962年をピークに減少傾向にあります。その一方で、米へのニーズは主食用にとどまらず、年々多様化しています。稲研究領域では、多様化するニーズへの対応による米の消費拡大と国内での水稲の安定生産を目指して、先導的な水稲の品種改良と技術開発を、「稲育種」、「稲栽培生理」、「米品質」、「稲形質評価」の4つのユニットで分担して実施しています。
稲育種ユニットでは、近年需要が伸びている業務・加工用品種、食料自給率の向上につながる飼料用品種を中心に、多収で特性が優れた品種育成を進めています。稲栽培生理ユニットでは、多収を実現するための要因を解明し、収量性や品質を高める栽培方法の開発を行い、米品質評価ユニットでは、米粉パンや和洋菓子等、米の用途を拡大するための新しい特性を持った米の評価方法、加工利用方法の開発を行っています。さらに、稲形質評価ユニットでは、時間と労力がかかる品種改良の効率を上げるために、イネゲノム情報による有用な遺伝子の機能解明、有用な特性を識別するDNAマーカーの開発等の技術開発を行っています。
4つのユニットはお互いに連携を取りながら、目標とする品種改良や技術開発を効率的に進めるように日々励んでいます。


領域長

山口 誠之 (ヤマグチ マサユキ)

所属研究ユニット

法人番号 7050005005207