次世代作物開発研究センター

畑作物研究領域

畑作物はさまざまな食品に加工され、日本の食生活を豊かにしています。

畑作物研究領域は、大豆育種ユニット、カンショ・資源作物ユニット、畑作物形質評価ユニットの3ユニットからなっています。畑作物研究領域では、主に大豆、カンショ、ゴマ等の資源作物の品種改良をおこなうとともに、品種改良に役立つゲノム情報の整備や重要形質の遺伝解析、加工適性に関連する品質研究を行っています。
これまでに小粒の黒大豆、食べきりサイズのカンショ、栽培期間が短いカンショなど畑作物の新たな産地形成に貢献できる優良な新品種を育成するとともに、成熟しても莢がはじけにくい大豆品種・系統群、アレルゲンタンパク質が少ない大豆品種、機能性成分のゴマリグナン(セサミン・セサモリン)が高いゴマ品種群、電子レンジで加熱調理できるカンショなど先導的な品種を多数開発してきました。
また品種育成の加速化に貢献できる様々な有用遺伝子を同定しDNAマーカーを開発するとともに、ダイズゲノムデータベースの作成・公開やダイズの染色体置換系統の作成など研究リソースの整備を行って研究開発や品種育成に貢献しています。さらに、豆腐の形成メカニズム、蒸煮大豆の硬さの要因、カンショの食感関連成分などを解明し、高品質な畑作物品種の育成に必要な基礎的情報を発信しています。
畑作物研究領域は、こうした実績を踏まえた上で、関東圏に位置する地理的な条件を活かし、行政、実需者、大学等との連携・協力にも積極的に取り組み、全国の畑作物研究の要ともいうべき研究拠点となっています。


領域長

羽鹿 牧太 (ハジカ マキタ)

所属研究ユニット

法人番号 7050005005207