作物研究所

    遺伝子組換え作物の栽培実験

平成27年度遺伝子組換えイネ(カルビンサイクル強化イネ)の 栽培管理及び交雑調査結果について

- 「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」に基づく情報提供 -

当所の研究推進については、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

農研機構作物研究所高機能隔離圃場において、平成27年5月13日(水曜日)に移植(田植え)し栽培を行ってきました遺伝子組換えイネ(カルビンサイクル強化イネ)について、下記のとおり種子等の拡散防止措置、収穫以降の処理及び花粉飛散による交雑調査結果をお知らせします。

  • 種子等の拡散防止措置
    ・防鳥網設置 平成27年 5月14日(木曜日)
    ・防鳥網撤去 平成27年10月29日(木曜日)
  • 収穫以降の処理
    ・収穫(稲刈り)及び脱穀 平成27年10月27日(火曜日)
    稲刈り後直ぐに脱穀し、隔離ほ場内の自然乾燥舎内において乾燥機により乾燥しました。収穫物は、密閉容器等に入れ、他の種子と区別して実験室の冷蔵庫等に保管し、必要により試験研究の試料として使用します。
    ・残渣処理 平成27年10月29日(木曜日)
    残渣(ワラ等)は、不活化処理のため隔離ほ場水田内で裁断(収穫日に実施)し、地下部とともに、隔離ほ場水田内に鋤込み処理しました。また、隔離ほ場水田での全ての試験・作業が終了したので、防鳥網を撤去しました。
  • 交雑調査
    ・調査方法

    (モニタリング用指標作物配置期間 平成27年7月30日(木曜日)~9月8日(火曜日))
    隔離ほ場を囲むように敷地境界等4箇所に開花期が重複する指標作物「モチミノリ」他3品種を植えたポットを設置しました。
    ・調査結果
    指標作物から収穫した種子12,473粒を調査した結果、キセニア現象を生じていたものは 0粒で、交雑は認められませんでした。