畜産研究部門

畜産環境研究領域

わが国の畜産は、農業総産出額の約30%を占める基幹部門のひとつに発展し、私たちの豊かな食生活と健康維持に大きく貢献しています。その一方で、畜産農家あたりの飼養規模の拡大、農村の都市化や混住化の進行、環境問題への関心の高まり等を背景として、家畜生産に起因する悪臭や水質汚染等の環境問題が顕在化し、畜産経営の存続や発展を困難にする要因にもなっています。

畜産環境研究領域では、家畜生産の現場(フィールド)となる畜舎内の環境から畜産農家を取りまく地域環境、さらには地球環境と調和した環境保全型畜産の確立に向け、研究単位として大気環境ユニット、水環境ユニット、飼育環境ユニットを設置して、次の研究テーマに取り組んでいます。

  • 家畜生産にともなって発生する臭気や温室効果ガスなど大気への環境負荷物質を低減する技術の開発
  • 畜舎排水に含まれる窒素やリンなどの水質汚濁物質を効率的に除去あるいは回収する高度浄化処理技術の開発
  • 家畜の快適性と生産性の向上を目的として飼育環境を改善する技術の開発

これら畜舎内外の環境問題を改善、解決する技術の開発によって、生産性向上による畜産現場の強化の取り組みを支えます。


領域長

鈴木 一好(すずき かずよし)

所属研究ユニット

法人番号 7050005005207