畜産草地研究所

遺伝子組換え飼料作物の圃場試験について

研究の背景と目的(平成18年度)

研究の背景

現代の畜産業は、良質な蛋白質を国民に提供するだけでなく、国土保全や中山間地振興のために重要な役割を果たしています。しかし、飼料自給率がきわめて低いことから、当所ではその向上を図るための一方策として、新しい牧草、飼料作物の開発を進めています。
遺伝子組換えによる新品種の育成は、新たな展開が期待される重要な技術の一つです。これに関する研究は、現在、実験室レベルのものがほとんどですが、有望なものが出来れば圃場での検討も行うことになりますので、それに備えて、安全性評価のための研究にも取り組んでいます。

研究の目的

隔離圃場における安全性評価試験

今年度は次の2つの試験を行います。

1. チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性組換えトウモロコシTC6275を隔離圃場で栽培し、周辺環境の生物多様性に関する安全性評価を行います。

本研究は、ダウケミカル社との共同研究です。

2. チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性組換えトウモロコシBt11を隔離圃場で栽培し、除草剤耐性試験と鋤混み試験(組換え体の茎葉の混入が後に作る作物に影響を及ぼすかどうかを調べる)を行います。

本研究はシンジェンタ・ジャパン社との共同研究です。

これらの実験の詳細につきましては栽培実験計画書をご覧ください。

栽培実験計画書

隔離圃場における生物多様性影響評価試験

結果報告

平成17年度 [隔離圃場における生物多様性影響評価試験及び一般圃場における長期モニタリング試験] 結果報告