畜産草地研究所

家畜繁殖研究グループ

優秀な家畜を確実かつ大量に生産する技術の開発

これを達成するため、牛の受胎率低下を引き起こす原因の解明とそれに基づく雌牛の繁殖性改善技術、個体への発生能の高い生殖細胞・胚の生産及び長期保存技術などの開発を行っています。

家畜繁殖研究グループでは

家畜繁殖研究グループでは、近年、進行している発情微弱化や胚死滅による牛の受胎率低下の改善、ならびに、家畜胚の生産技術を高度化するための研究を実施しています。

牛の受胎率改善のための研究としては、発情微弱化要因及び妊娠維持機構を解明し、発情発現の明瞭化方策を提示するとともに、早期妊娠診断や胚死滅時期の特定に利用できる妊娠のモニタリング指標を策定します。また、黄体機能の賦活による受胎率向上技術、抗酸化機能性物質等を活用した繁殖性改善技術を開発します。

一方、家畜胚生産を高度化するための研究としては、遺伝子発現やエピジェネティクス情報等を活用したクローン胚等の品質評価法、個体への発生能の高い生殖細胞・胚の生産及び長期保存技術など、生殖工学手法を活用した高品質な生殖細胞・胚の生産を可能とする基盤技術を開発します。

トピックス

牛の繁殖性改善に関する特許として、以下のものを出願しています。

  • 「アラキドン酸誘導体を用いた胎盤剥離方法」
    平成19年9月出願(特願2007-246032)。平成21年公開。(特開2009-073789)。
  • 「Method for placenta exfoliation using oxo-arachidonic acid or the like」
    平成20年4月米国出願(12/104260)。平成21年3月公開(20090082448-A1)。
  • 「胎盤停滞の発生予測法」
    特開2012-046471(平成24年3月)。
  • 「アラキドン酸の臍帯注入による胎盤排出方法」
    特開2012-060938(平成24年3月)。

また、体細胞クローン牛およびその後代牛の健全性ならびに生産物性状について、畜産草地研究所で取りまとめた資料を中心に下記のページで紹介しています。

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